娘が初めてピーマンを食べた日
2017年11月5日(日)晴れ。
この日は趣味車のディーラーに用事があり、麻布方面へ向かいます。
しかしトランプ大統領の来日で、都心は警官だらけですね。
約束は午後1時なので、その前に西麻布のお蕎麦屋さんで昼食をとる事にしました。
このお蕎麦屋さんに伺うのは本当に久し振りです。
もう10年以上前の話ですが、僕はしばらく西麻布に住んでいた事があります。
その当時は、創業者でもバイトでも、日々の仕事の内容に大差はありません。
僕も皆と同じ作業を行なっており、当然の事ながら、夜勤もこなしていました。
勤務形態としては、6勤2休を1サイクルとし、昼勤と夜勤が1サイクル毎に入れ替わるという変則勤務です。
で、夜勤明けで「これから休日」という日が平日だった場合、僕には2つの王道パターンがありました。
1:西麻布の交差点にほど近い場所にあるお寿司屋さん(厳密に言えば魚屋さんがやっているご飯屋さん)で、ビールを飲みながら魚介の丼物(三色丼か二色丼)を食べて、ぐっすり眠る。
2:冒頭で触れたお蕎麦屋さんで、ビールを飲みながら天ぷら付きのもり蕎麦を食べて、ぐっすり眠る。
まぁ、3回に1回位は、1と2をハシゴしていましたが。
西麻布から引っ越した後、どちらの店にもたまに来てはいたんですが、最近はすっかりご無沙汰で、お蕎麦屋さんは7〜8年ぶり位ですかね。
店に入ると、店のしつらえやメニューはもとより、雰囲気や客層も、基本的には何も変わっていないようです。
以前と同じく、常連さんとおぼしき人達で、ほぼ満席ですね。
店員さんが注文を取りに来たので、いつも食べていた「天付き二色(通常の細打ち蕎麦と挽きぐるみで太打ちの田舎蕎麦という2種類のもり蕎麦と天ぷらがセットになったもの)」を2人前とビールを注文します。
久し振りに食べましたが、やはり、なかなか美味しいです。
妻も気に入ったようですし、娘も実によく食べて、良かったですね。
食後、趣味車のディーラーへ行き、用事を済ませます。
あまり気が進まない上に時間の掛かる用事でしたが、娘は相変わらずディーラーの中を走り回って楽しそうにしてましたので、まぁ良しとしましょう。
さて、ディーラーを後にし、いつものスーパーへ向かいます。
僕としては、今日は無性にピーマンが食べたくて、夕食は青椒肉絲にしました。
我が家の青椒肉絲のレシピは少し変わっていると思いますが、無類の青椒肉絲好きを自認する僕が試行錯誤の上で導き出したレシピで、我ながらオススメです。
【ソース ※全て混ぜ合わせる】
・醤油:大さじ2
・酒:大さじ2
・オイスターソース:大さじ2
・みりん:大さじ1
・砂糖:少々
・創味シャンタン(ウェイパーや鶏ガラスープの素等でも可):大さじ1
・ニンニクのすりおろし:お好みで半片〜1片
・ショウガのすりおろし:お好みで半片〜1片
【材料】
・豚ロース肉:200g(生姜焼き用)
・ピーマン:1袋(中5〜6個)
・竹の子の水煮:1袋(細切り)
【作り方】
1:豚ロース肉を細切りにし、軽く塩・こしょうをして片栗粉をまぶす。
2:中火で熱したフライパンに油を引き、豚肉表面の片栗粉がカラカラの状態になるまで炒める。
3:2にザルで水を切った竹の子の水煮を加え、軽く火を通す。
4:3の火を強火にし、種を取ったピーマンの細切りを加え、15秒ほど手早く火を通す。
5:4にソースを加えて、すぐに火を止め、具材に馴染ませたら完成。
うちの娘は緑の野菜を全くと言って良いほど食べないので、普段は青椒肉絲が食卓に上がる事はありません。
が、今日は僕が「そんなにピーマンが嫌なら肉だけ選り分ければ良いから」と、妻に無理を言って作ってもらいました。
ところが、いざ作ってみたところ、娘は肉だけではなく、ピーマンをモリモリと食べ始めます。
挙げ句の果てには「これ美味しい。明日も食べたい」と言い出す始末。
さすがに、これには驚きました。
もし、ピーマン嫌いのお子様がいらっしゃるのであれば、一度このレシピを試して頂ければと思います。
特に保証する訳ではありませんが、筋金入りの青野菜嫌いの娘が喜んで食べましたし、その後も、このレシピで作ったチンジャオースは食べ続けていますので。
まぁ、別にピーマンが食べられなくても特に問題は無いとは思いますが、食べられるのであれば、それに越した事は無いと思いますしね。