放射線治療3回目(と「無化調」に対する風潮について思う事)
2017年12月4日(月)晴れ。
リニアックの機械は無事に修理出来たようで、放射線治療再開です。
先週金曜日の治療が中止になった影響でしょうか、今日の放射線腫瘍科は非常に混んでますね・・・待合の椅子に座れないと言うのは初めてです。
こんな状況ですから、当然の事ながら、いつもと違って時間がかかります。
いつもは、ほぼ予約した時間の通りに更衣室で着替えを行ない、すぐに放射線照射が行なわれるんですが、今日は待合で40分ほど待たされた後に着替えを行ない、そこから更に20分ほど待たされ、ようやくニリアックの部屋へと案内されました。
まぁ、これ位の待ち時間って、他の診療科の場合は当たり前なんですけどね(それはそれで問題だと思いますが)。
今日の技師の方は、女性が3人と男性が1人。
何だか段々と人が増えてますね。
まぁ恐らく、たまたまなんでしょうが。
照射自体は何事も無く、スムーズに終了しました。
今日は月曜日ですので、担当医による診察があります。
照射終了後、待合で少し待っていると名前を呼ばれ、診察室へ。
診察室へ入ると、まずは担当医から
・口の中は荒れていないか
・味覚に変化はないか
と聞かれます。
特に変化はありませんので、その旨を伝えました。
しかし、放射線を2〜3回照射した位で、そんなに変化するものなんですかね?
その後、担当医は口の中を確認し、首を触診します。
触診は割と念入りに行なっていましたので、何か言われるかと思ったんですが、結局「うん、問題ありませんね」と言われ、診察は終了となりました。
診察室を出て帰ろうとした際、受付の方から
「先日中止になった治療を12月9日(土)か12月20日(水)の何れかに振り分けたいのですが、どちらが宜しいですか?」
と聞かれます。
ちょっと迷いましたが、出来れば12月9日(土)にして欲しいと伝えました。
通常、土日は治療を行なっていないのですが、中止になった分を土曜日に挽回出来れば、放射線治療の終了予定日(12月19日)を後ろ倒しにしなくて済みます。
ただ、もし土曜日への振替を希望している人が僕しかいないようであれば、わざわざ出勤して頂くのは申し訳ありません。
念の為に、土曜日への振替希望者が他にもいるのかを確認してみたころ「大体の方は土曜日への振替を希望されていますので、お気遣い頂かなくても大丈夫ですよ」との事。
では、遠慮なく土曜日にお願いします。
病院を後にしますが、今日はいつもとは違って時間が掛かった事もあり、時刻は既に13時近くになっていますね・・・。
ちょっと迷いましたが、会社に電話を入れて少し出社が遅くなる事を伝え、以前から少し気になっていた、自宅近くのラーメン屋さんで昼食を食べてから会社に行く事にしました。
こちらのお店のラーメンは、喜多方風のものです。
割と人気はあるようで、お店の外と中で少しだけ並んだ後、頂きました。
食べてみた感想としては、まぁ、決して悪くは無いと思います。
ただ、何と言うか「無化調」にこだわり過ぎているんじゃないでしょうか。
仮に同じ値段で提供する事を前提とするならば、少しだけ化学調味料を使えば、格段に美味しくなる感じがするラーメンですね。
これはラーメンに限った事では無いのですが、個人的な意見としては、料理に化学調味料が少し入っているのは特に悪い事じゃないと思います。
世間では「無化調=善(と言うより『化学調味料=悪』ですかね)」と言うイメージが持たれているようですが、最近の風潮は、ちょっと行き過ぎなんじゃないでしょうか。
もちろん、化学調味料「頼り」になるのは良くないと思います。
が、割と料理をする身としては、化調を少し使う事で、調理時間を含めたコストパフォーマンスは飛躍的に向上すると思いますし、それが悪い事だとは全く思いません。
まぁ、誤解を恐れずに言うならば、例えば毎食の費用に1万円とかかけても平気な人だったら「無化調」にこだわるのも良いのかも知れませんけどね。
また、これも言い方の問題はあるとは思いますが、化学調味料の問題も含め、世間で割とセンシティブ(時としてヒステリック)に扱われがちな問題は、もう少し「中道」的に捉えた方が良いのではないでしょうか。
僕が言うまでもない事ですが、極端な考え方と言うのは、適切に使いこなす事が出来るのであれば非常に有効です。
が、使い方が悪かったり、極端な考え方に偏重したりすると、物事の本質を見失う事が多々ありますので、注意が必要だと思います(し、僕は、極端な考え方を上手く使えている人を、あまり見た事がありません)。
結局、肝は「塩梅」なんじゃないですかね。