放射線治療13回目(とホンビノス貝について)
2017年12月15日(金)曇り。
今日は久しぶりに天気が悪くて寒いですね。
今日の技師の方は女性2人です。
人手が少ないと、どうしても少し時間がかかってしまいますね。
やっぱり放射線照射には、人手が3人位は必要なのかも知れません。
こう言う風に書くと、すごく遅かったように捉えられるかも知れませんが、実はいつもと15分ほどしか変わりません。
放射線腫瘍科のスムーズさは、それだけ高いレベルにあると言う事ですね。
さて、今日は治療の後、技師の方から「ちょっと皮膚の色が変わって来ましたね・・・痛みなどありませんか?」と言われました。
以前の記事で、左の鎖骨辺りから左頬にかけて違和感がある事を書きましたが、丁度その部分の皮膚が浅黒く変色しています。
後ろ側も同じ範囲が変色しているようですね。
顔に関しては、デーモン小暮閣下みたいな感じで、頬の所が直線的に変色しています。
変色している範囲は唇の端にかかってるんで、一回り広い感じですかね。
リニアックの機械には、放射線が照射される「窓」の部分に(恐らく鉛か何かで出来た)放射線を遮蔽出来る「絞り」用の板があり、この板によって放射線の照射範囲を細かく変化させる事が可能なのですが、その形状の影響で、放射線の影響範囲が直線的になるのでしょうね、きっと。
変色している部分の皮膚の質感はカサカサとした感じに変わって来ていて、触っても、あまり感覚がありません。
そのうち、ひどい日焼けをした後のように皮膚がボロボロとはがれ落ちそうな感じがします。
帰り際、看護師さんから「皮膚の感じが大分変わって来てるみたいですが、口の中は大丈夫ですか?」と聞かれますが、口の中に関しては、今のところ大丈夫なようです。
また「口の中は、治療が終わってから一週間後くらいに荒れるかも知れませんので、治療終了後でも、何かあったらすぐに仰って下さいね」と言われました。
いつもお気遣いありがとうございます。
「それが仕事ですから」と言われそうですが、本当にありがたいですね。
その後、仕事を終え、いつも通りに帰宅。
今日の夕食はホンビノス貝の酒蒸しをメインにした居酒屋メニューです。
昨日、妻に「何か食べたい物ある?」と聞かれたので「ホンビノス貝の酒蒸しを、お腹いっぱい食べたい」と言ってみたところ、1.5kgほど買って来てくれました。
ホンビノス貝は大きくて殻も重く、1個100gくらいの重さがありますので、1.5kgだと15個ほどになります。
今日はたくさん食べられて幸せですね。
こういった、僕の変な要求にも嫌な顔一つせずに応えてくれる妻には、いつも本当に感謝です。
ところで、ホンビノス貝には馴染みの無い方もいらっしゃるかも知れませんが、この貝はハマグリ位の大きさの二枚貝で、アメリカなんかでは、クラムチャウダーに使われる貝として広く知られています。
ハマグリよりも少し身は硬いんですが、旨味はハマグリよりも濃厚で、値段はハマグリの5分の1程度という、非常に「お買い得」な貝です。
ホンビノス貝は、元々、日本には存在していませんでしたが、恐らくタンカーのバラスト水などに混じって外国から運ばれて来て、定着したようです。
特に在来種の貝などに悪さをする訳でもありませんし、水質浄化能力も高く、非常に優良な外来種と言えるでしょう。
食味の良さから、千葉県なんかでは、近年、漁獲量が激減しているハマグリに変わる特産品としてホンビノス貝をPRしようという動きも見られますね。
尚、ホンビノス貝は漢字で書くと「本美之主貝」という表記になり、ちょっと怖そうな感じがします。
何だかデーモン木暮閣下の「聖飢魔Ⅱ」とも通じるものがありますね。
う〜ん、我ながら、ちょっとこじつけっぽいかな(笑)