無知の知菴 〜悪性リンパ腫罹患者の日常〜

結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫と診断され、経験した事、学んだ事、思う事。

2017年5月26日(金)に悪性リンパ腫と診断されました。
 
病理診断結果は「Nodular sclerosis classical Hodgkin lymphoma」。
 
日本語では「結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫」です。
 
病期は限局期(Ⅱ期)。
 
予後不良因子は「無し」と診断されています。
 
骨髄への浸潤も見られません。
 
病気の確定診断が出てからと言うもの、僕は色々な方のブログを検索・拝見し、とても参考にさせて頂きました。
 
ただ、僕と同じタイプの病気に罹患され、かつ最新の情報が書かれているブログというのは、現在も見つける事が出来ていません。
 
調べてみた所、僕と同じタイプの病気の、日本における罹患者数は、2016年の予測値等から計算しても、恐らく男女合計で1,400人程と、かなり少数です。
 
罹患者数が少ないと言う事は、この病気についてブログを書く可能性のある方も少ない訳ですから、ブログが見つけられないのも当然と言えば当然なのかも知れません。
 
1,400人という数字を「かなり少数」と書きましたが、それは単に割合の話であって、毎年1,400人「も」の人々が、この病気に罹患する事も事実です。
 
実際に罹患された方々、また、ご家族やご友人、あるいは恋人の方全員が、誰かのブログを読んで参考にしたいと思う訳ではないでしょう。
 
でも、僕と同じ様に、今もブログを探し続けている方々もいらっしゃるでしょうし、これから探すと言う方も、今後、必ず出て来る筈です。
 
このブログは、プロフィール欄にも書いてあります通り、基本的には備忘録です。
 
そして、今はまだ幼い娘が、僕の身に起こった事や、当時、僕が何を考えていたのかといった事について、後日、理解出来るように、色々と書き記しておこうと思って開設した物でもあります。
 
ただ、たとえこのような趣旨のブログであったとしても、この病気になってから分かった事や、自分の身に起こった事などを書いておけば、もしかすると誰かの参考になるのかも知れないとも思い、公開してみる事にした訳です。
 
基本的な方針としては、直接的に病気に関わる事だけに限らず、仕事や家族の事など、日常の様々な事柄を書き記して行こうと思っています。
 
悪性リンパ腫に罹患した一人の人間の生活が、一体どの様なものなのか。
 
そして、一体どの様な経緯を辿るのか。
 
一つのケースに過ぎないかも知れませんが、お伝え出来ればと思います。

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