無知の知菴 〜悪性リンパ腫罹患者の日常〜

結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫と診断され、経験した事、学んだ事、思う事。

入園式

今回は、病気とは関係の薄い話です。

 

このブログでは、2017年1月30日(月)以降に僕の身に起こった事について、時系列に沿って、色々と書き記して行く予定です。

その為、全部が全部という訳ではありませんが、病気とは関係の薄い、日常に起こった話も書かせて頂く事をご了承下さい。

 

とは言え、この記事もそうですが、一見、病気に関係していないように思える記事も「後に関係して来る事になるかどうか」という基準で、掲載するか否かを判断していますので、ご理解頂ければと思います。

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2017年4月10日(月)曇り。

この日は、3歳の娘の、幼稚園の入園式でした。

今年は桜もまだ充分残っていたので、晴れて欲しかったな。

 

真新しい、少し大き目の制服に身を包み、何だか、ちょっと誇らし気です。

大きくなったなぁ。

 

初めての登園で、親子共々、主に細かな事で色々と戸惑います。

二子目のご家庭の方もいらっしゃるようで、そちらは、さすがに慣れているご様子。

我が家も式典前の諸事を何とか乗り切り、いよいよ入園式の開始です。

 

まぁ、3歳児の集まりですし、色々なお子さんがいらっしゃいますから、万事つつがなく進行して終了、という訳には行きませんでしたが、それはご愛嬌。

全体的には、良い式だったと言っても過言ではないかと思います。

ただ一点、僕は職業柄、カメラマンの撮影方法については、やや疑問が残りましたが。

 

おめでとう。

今日から、ちょっぴりお姉さんだね。

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実は前日から、義父(つまり妻のお父さん)が、入園式に参加する為、我が家にいらっしゃってます。

 

妻の話によれば、妻と父は、幼少の頃から非常に折り合いが悪く、妻は父方の祖父の家で育ったのだそうです。

よって、僕と結婚する迄は、ほぼ絶縁状態だったのだとか。

 

それが、我が家に娘が産まれ、初めて孫という存在に触れた瞬間、天啓を得たかの如く、態度が一変。

 

「孫に会(うのを認めてもら)いたい」

 

という、ただ一点の理由により、自ら親子関係の修復に乗り出したのだそう。

うーん、世間で良く言われている事ではありますが、恐るべき孫パワーです。

 

そんな「じぃじ」ですが、64歳にして強烈な飲酒量を誇ります。

僕も割と飲む方だったんですが、2年前の健康診断で肝機能の悪化を指摘され、それ以来、さすがに常飲するお酒はアルコール度数の低い物に変えています。

 

が、じぃじは我が家に来ると、そんな僕を尻目に、大体2〜3日の間に、ビール(350ml缶)8〜12本、僕が一応、常備している焼酎(一升瓶)を2/3本、ウィスキーをフルボトル1/3本ほどお召し上がりになります。

 

タバコも嗜まれます。

こちらは1日1箱〜1箱半位ですかね。

 

で、野菜類と魚介類は、ほぼ口にせず、肉(ほぼ牛肉)メインという偏食っぷり。

あとは超辛口カレー(じゃがいもNG)。

炭水化物は、蕎麦と白米が半々といった感じです。

 

実は、妻のお母さん、つまり、じぃじの奥様は既に他界されていて、じぃじは再婚をされています。

 

さすがに現在の奥様からは、上記の様な食生活や嗜好品については窘められており、普段の生活においては色々と縛りが多いようですが、我が家にいらっしゃる間は、掛け値なしに上記の有様。

じぃじは、我が家には奥様と一緒に来たがらない(一度だけ一緒にいらっしゃった)のですが、まぁ、この辺の事も理由の一つである事に疑いの余地はありません。

 

しかし、こういう、じぃじの姿を見ると、つくづく自分の「生命体としての出来の悪さ」を痛感しますね。

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それにしても、入園するまでの準備は大変そうでした。

 

何だか、幼稚園からの指定が、やたらと細かく、ただ物を買って来れば済む話ではありませんでした。

とは言え、ネットで注文すれば、何とか揃える事も出来そうな事も分かった(そういう需要を狙ったサービスが複数あって驚いた)のですが、時既に遅し。

その時点から注文しても、入園には間に合いません。

 

結局、ミシンや各種裁縫用具なんかを買い揃え、自作した物も数知れず。

妻に裁縫経験があったので、何とか、ほぼ妻一人で準備してもらいましたが、いや本当に、お疲れ様でした。

 

まぁ、この後の方が大変になる事は想像に難くありませんが。

 

入園式終了後、僕は新横浜でのイベントの仕事に向かいます。

泊まりではありませんが、2日間に亘る、割と身体への負担の大きな仕事です。

むしろ泊まりの方が身体的には楽なんですが、仕事の内容的に、のんびり泊まっていられない理由があり、ほぼ徹夜。

 

こんな調子で仕事やってて、本当に大丈夫か俺?