無知の知菴 〜悪性リンパ腫罹患者の日常〜

結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫と診断され、経験した事、学んだ事、思う事。

今度はぎっくり腰ですか・・・

2017年11月11日(土)曇り。

 

数日前から腰の辺りに違和感がありました。

ちょっと痛いと言うか、筋肉痛に近い感じもしますが、厳密に言うと、筋肉痛とは少し違った感覚でした。

 

そして、この日、朝起きると、腰にあまり上手く力が入らず、油断をすると「腰が抜けそう」な感じがあります。

これは、噂に聞く「ぎっくり腰」寸前の状態なのかも知れません。

 

「ぎっくり腰」になると本当に立ち上がれなくなると聞きますが、幸い、何とか立ったり歩いたりは出来ます。

ただ、これはかなり危険な感じがしますね。

 

こういう時、どこで診てもらうべきなのかは良く知りません。

主担当医に相談し、しかるべき診療科を紹介して貰いたい所ですが、あいにく今日は土曜日で休診です。

 

恐らく整形外科かと思い、近所の整形外科をネットで探してみますが、今日診察してくれる良さそうな所は見当たりません。

うーん、だとしたら、整骨院に行くしかないですかね・・・。

 

過去の体験から、僕は整骨院にはあまり良いイメージを持っていません。

正直に言って、気は進みませんが、月曜まで待っているのは危険な気がしましたので、とりあえず近所の整骨院を検索してみます。

 

ホームページ等を見て、何となく候補を3軒ほどに絞りましたが、整骨院の善し悪しの基準が分かりません。

最終的に、その中で一番家に近い所を選択しました。

電話をして予約を入れ、何とか歩いて向かいます。

 

整骨院に着くと、まずは問診がありました。

その後、ベッドに横になり、身体の各部を動かしたり、指で押したりして、状態をチェックされます。

 

診察(?)の結果、担当してくれた柔道整復師によれば、僕は「立ち上がれない状態になる寸前」だとの事。

原因としては、腰そのものと言うより、後背筋と大臀筋、大腿筋等、主に後ろ側の筋肉が弱っている事による「身体のバランスの悪化」が影響しているという見立てです。

 

自分の頭の中では身体の動かし方に何の問題も無い筈が、実際には筋力の低下によって自分のイメージ通りに身体が機能しておらず、結果として腰に負担がかかっててしまう典型的な例だと言われます。

急性期病院の近くという場所柄か、やはり病気や治療の影響による同様の事例が割と良くあるのだそうです。

 

治療計画としては、まずは身体の後ろ側の筋肉の不要な強張りを緩め、下半身の関節の可動域を広げながら、身体のバランスを整えるとの事。

5〜6日の間、1回30分程度の施術を毎日行なって問題の無い状態に持って行き、その後は様子を見て、残りの施術内容を決めるそうです。

 

尚、治療費は、僕の症例は保険適用で、初回は2,000円、2回目以降は600円。

仮に保険適用外の施述を行なう事になれば、料金は別途必要との事です。

 

病気の疑いが出た2月頭から、それまで毎日やっていたストレッチも、週2〜3回程度の軽い運動も全くやっていませんでした。

それに加えて、抗がん剤の影響もあり、本当に筋力も落ち、柔軟性も失われたと感じています。

 

また、その影響だと思うのですが、最近「肩こり」の辛さが分かるようになりました。

これまで僕は「肩がこる」という感覚とは無縁の人間でした。

ところが、最近では、その感覚が分かるどころか、このまま行くと、肩こりのひどい人達が口を揃えて言うように、頭痛にまで発展しそうな感じがしています。

 

この腰痛が治ったら、ストレッチや運動を再開しないといけませんね。

ただ、これから始まる放射線治療との兼ね合いもあると思いますので、担当医と相談しながら、身体機能を回復して行こうと思います。

 

抗がん剤の直接的な影響が落ち着いたと思ったら、今度は腰痛・・・。

放射線治療にも副作用は当然あるでしょうし、この先も、しばらくは色々とトラブルが続くんでしょうね・・・。