無知の知菴 〜悪性リンパ腫罹患者の日常〜

結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫と診断され、経験した事、学んだ事、思う事。

久し振りの診察

2018年2月7日(水)晴れ。

今日は久し振りに放射線腫瘍科と口腔外科、そして血液内科の診察です。

 

総合受付で受付表を確認し、まずは放射線腫瘍科へ向かいます。

相変わらず待ち時間はほとんど無く、すぐに診察室へ。

 

簡単な問診の後、例によって、かなり入念に触診されます。

最近の寝汗の事もあり、診察では「何か言われるんじゃないか」と内心ビクビクしていたんですが、特に何事も無く診察は終了。

 

治療をした側の首が少し腫れていますが、担当医によれば「これ位の軽い腫れやむくみが少し続くと思いますよ」との事です。

次回は4ヶ月後(6月6日)の診察となりました。

 

次は口腔外科へ。

こちらは特に何か言われるとは思っていなかったのですが、担当医に「まず、口の乾燥が気になりますね」と言われます。

また、以前から口内の粘膜が白化している箇所があり、経過観察しているものの、状態が改善していない事が気掛かりだとの事。

 

粘膜の白化に関しては、以前にも「噛み癖がありますか?」と聞かれた事があったんですが、僕としては、そういう自覚は全くありません。

担当医としては、何も無ければ今回で診察終了のつもりだったらしいのですが、引き続き経過観察をする事に。

次回は放射線腫瘍科の受診タイミングに合わせて6月6日に来るように言われました。

 

う〜ん、白化の原因が良く分からないのは何だか嫌ですね・・・。

 

最後は血液内科です。

今日は珍しく、ほぼ待ち時間がありませんでした。

 

診察室で先日の造影CTと血液検査の結果を伝えられますが、主担当医によれば「完璧にコントロール出来ている(悪性リンパ腫は消滅しているように見える)」との事。

まぁ、先ほど放射線腫瘍科で「画像を見ても問題ありませんね」と予め聞いていたので、そういう風に言われるのも当たり前なのかも知れませんが。

 

今後の経過観察として、次回は半年後に造影CTを撮影すると言われます。

ちょっと間隔が長いのではないかと思い「3ヶ月後とかに撮影するんじゃないんですか?」と聞いてみました。

 

主担当医の説明によると、例えば、より高齢(60代など)の方や、もっと状態の悪かった人の場合は3ヶ月後くらいに撮影する事が多いらしいのですが、僕の場合は半年後で良いとの判断なのだそうです。

結局、諸般の事情で5ヶ月後(7月6日)に撮影する事になりましたが。

 

最後に、他に変わった事は無いかと聞かれましたので、相変わらず皮膚の湿疹(蕁麻疹?)が収まらない話をすると、その場で皮膚科に予約を入れてくれました。

ただ「今日とりあえず乾燥対策の薬(ヒルドイド?)を少し出しておきましょう」と言っていたのに処方箋を出し忘れたようです。

 

う〜ん、この主担当医、こういう事が何度かあるんですよねぇ・・・まぁ、薬は皮膚科で出してもらいますので別に良いんですけど。

 

病院を出て調剤薬局に行くと、うがい薬(ネオステリングリーン)が大量に処方されていて、ちょっと笑っちゃいました。

まぁ、次回の診察が4ヶ月後ですから仕方ないんでしょうが、さすがに調剤薬局の人も「何でこんなに大量に???」という顔をしてましたね。

 

しかし、今日の結果には、とりあえずホッとしました。

もちろん「完璧にコントロール出来ている」と言う言葉の通り、がんに「完治」というものは無く「いかにコントロール下に置いておくか」だと思います。

が、それでも治療後の状態が非常に良いというのは悪い知らせではありません。

 

このまま何事も無く過ごせれば良いんですが。