無知の知菴 〜悪性リンパ腫罹患者の日常〜

結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫と診断され、経験した事、学んだ事、思う事。

25年ぶりの海水浴

2018年7月1日(日)と15日(日)、いずれも良く晴れて、暑く夏らしい日、海水浴へ向かいました。

7月1日に伺ったのは千葉県勝浦市の興津海水浴場、そして7月15日は同じく勝浦市にある鵜原海水浴場です。

 

上京して来てからは、海水浴と言えば湘南が定番で、ほぼ神奈川方面にしか行った事がありませんでした。

何の疑いも持たずに来ていた湘南の海水浴場で、ある時ふと「良く考えたら、何か臭いし汚いし身体がベタベタするし色々混み過ぎだし・・・何でわざわざ不愉快な思いをする為にこんな所まで来てるんだろう」と思うようになります。

 

それ以来、泳ぎに行くとしたらプールのみで、海には全く行っていません。

しかし(当然の事?ながら)娘は「海に行きたい」と言う訳で・・・。

 

実は去年、娘は初めての海水浴を経験しています。

去年の夏は僕は治療の関係で日焼けが禁じられていましたし、そもそも海水浴場に出向く事が出来るような体調ではありませんでしたので、妻にお願いをして連れて行ってもらいました。

 

東京の都心から電車を使って海水浴場に行こうと思うと、やはり第一の選択肢としては神奈川方面になってしまいますので、とりあえず江ノ島(片瀬海岸東浜海水浴場)へ行ったのだとか。

で、娘は期待に胸を膨らませていた訳なのですが、初めて行った海水浴の感想としては「ゴミが一杯あって汚くて臭い」という大変残念なものでした。

 

湘南が好きな方々や地元の方々には大変申し訳なく思うのですが、僕としても娘の意見には同意するしかありません。

ただ、そんな体験をした娘でも、やっぱり「海で泳ぎたい(ただし綺麗な海に限る)」と思うのだそうです。

それほどまでに「海」というのは人を惹き付けてやまないんでしょうか・・・。

 

妻としては「娘を綺麗な海に連れて行ってあげたい」と思ってはいるものの、いざ行くとなると、色々な(とりわけ交通機関や僕に関連する)問題があり、なかなか決定的なプランが見付けられていません。

僕としても「何とかしてあげたい」とは思うのですが、いかんせん海水浴に対して否定的な訳ですから、正直に言って、それほど前のめりになる事はありませんでした。

 

が、そんな折、勝浦の海水浴場に関する情報を得る機会があり、色々と調べてみた所、僕としても「これならまぁ行ってみても良いかもな」と思うようになった訳です。

恐らく25歳くらいから海水浴には行っていませんので、実に25年ぶりとなりますね。

 

さて、行ってみた感想ですが、結論から言うと、どちらも非常に良い海水浴場でした。

個人(我が家)的には鵜原海水浴場の方がより素晴らしかったです。

 

まず、どちらも水がかなり綺麗です。

両者は地理的に近い事もあり、実際の水質は恐らく同じだとは思いますが、鵜原海水浴場の方が海藻がより少ない為か、若干透明度が高いような気がします。

また、これも海藻の少なさ故かも知れないのですが、磯臭さが全くありません。

 

どちらも遠浅の砂浜で、入り江形状である為、波は穏やかです。

神奈川方面と違って砂が白いのも非常に印象が良いですね。

 

規模としては鵜原海水浴場の方が大きく、興津海水浴場の2倍くらいでしょうか。

とは言え、鵜原海水浴場も割とコンパクトな部類に入ると思います。

興津海水浴場の方はよりコンパクトですが、小さな磯があります。

生き物観察なんかも楽しみたい場合は興津海水浴場の方が良いですね。

 

鵜原海水浴場に関しては、遊泳エリアにはネットが張ってあり、ライフセーバーも常駐しています。

海の家は、割とクラシカルなタイプの店が2軒営業していました。

 

興津海水浴場に関しては、伺った7月1日時点では海開きがされていませんでしたので、このあたりの事情が現在どうなっているのかは分かりません。

 

僕はそれほど多くの海水浴場に行った事がある訳ではありませんが、鵜原海水浴場は、これまで行った中ではベストと言える海水浴場ですね。

もちろん、もっと景色が美しかったり、水が綺麗だったり、便利だったりする所に行った事はあります。

が、ここは水質、景観、清潔度、規模感、客層、混雑度合、アクセス、利便性等のバランスが最高だと思います。

 

今迄、何故来なかったのかが不思議なくらいですが、よく考えてみれば、東京湾アクアラインが出来ていなければ、もしかしたら一生来る事は無かったかも知れません。

 

唯一と言って良い難点が駐車場事情。

とにかく周辺の道路の道幅が狭く、車一台がギリギリ通れる道ばかりなんですが、一方通行ではない為、途中で対向車に出会うとかなり苦労します。

また、海水浴場の規模とは見合っているのかも知れませんが、周辺にある駐車場の収容台数も少な目で、到着した時点(午前8時30分頃)で既にほぼ空きが無く、危うく車を駐められないところでした。

 

尚、この日、家を出たのは5時半頃でしたが、その時間でもアクアライン方面は既に約1時間の自然渋滞が発生していて、到着までに3時間を要しています。

この道路事情も若干のマイナスポイントですね。

 

ただ、ここはJR外房線鵜原駅から徒歩5分の所にありますので、上記のような事情を考慮すると、電車で来た方が色々と無難かも知れません。 

とは言え、我が家の場合、電車で来ても2時間半〜3時間ほどかかりますので、所要時間だけで見れば同じくらいなんですが。

 

それにしても、勝浦の海水浴場には良い意味で裏切られました。

若い頃に悪化した海水浴に対するイメージが覆されたのは、少なくとも娘にとっては僥倖だったと言えると思います。

 

ここに来ていなければ、少なくとも僕は、恐らく娘を海水浴に連れて行く事はほぼ無かったのはないでしょうか。 

娘も妻も非常に楽しそうでしたし、正直、僕も楽しかったです。

 

車でも電車でも自宅から3時間もかかる訳ですから、決して近いとは言えません。

が、それを差し引いたとしても、勝浦の海水浴場であれば是非また来ようと思います。 

悪性リンパ腫治療終了半年後の検査結果(と膵臓の嚢胞について)

2018年7月11日(水)晴れ。

今日は血液内科での診察の予定が入っています。

 

実は先週の金曜日(7月6日)に造影CTの撮影と血液検査を受けており、今日はその結果を聞きに伺いました。

悪性リンパ腫の治療終了後、6か月が経過した時点の状態確認となります。

前回、血液内科を受診したのは2月7日でしたから、およそ5ヶ月ぶりの診察ですね。

 

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診察室へ入った後、まずは最近の体調等についてひとしきり話をしました。

 

相変わらず、味覚障害睡眠障害、また皮膚トラブルも続いています。

味覚障害に関しては基本的に対処のしようが無く、時間をかけて回復するのを待つしかありません。

 

睡眠障害に関しても同様で、睡眠薬等も効きませんでしたし、現在のところは有効な手立てが見つかっていません。

とりあえずの所、睡眠(と言うより寝床に入っている)時間を約11時間ほど確保する事で、ぶつ切れで浅い眠りではあるものの、トータルでは一日5〜6時間ほど睡眠が取れているという感じでしょうか。

 

熟睡出来ない為もあって非常に疲れやすく、日中に眠気に襲われる事もしばしば。

何とか仕事もこなせてはいますが、やはり頭の回転が鈍い感じがしていますし、こちらもなるべく早く回復して欲しいところですね。

 

皮膚の状態に関しては、相変わらず蕁麻疹と貨幣状湿疹が出ており、放射線照射部分の乾燥も続いているという状況です。

今回の診察では、蕁麻疹に対しては抗ヒスタミン薬(ビラノア錠)、乾燥に対しては保湿剤(ヒルドイドローション)を、どちらも少し多目に処方して貰いました。

貨幣状湿疹用の軟膏(メサデルムとヒルドイドを混合したもの)はまだ十分に残っていますので、皮膚トラブルに関しては、これで当面の間は大丈夫そうですね。

 

さて、その後、今回の検査結果を告げられますが、ざっくりと言えば、画像診断の結果としても血液検査の結果としても「問題無し」との事でした。

 

画像上、相変わらず左神経リンパ節や副神経リンパ節の一部が目立ってはいるようですが、これは治療終了後の状態から特に変化をしている訳ではなく、その他の全身リンパ節に関しても腫大は見られないようです。

また、悪性腫瘍で注意すべき脾腫や胸水および腹水等といった症状も見られません。

 

一応、血液検査の結果としては、血小板の数が少ない事が指摘されてはいます。

が、僕の場合、これは悪性リンパ腫に罹患するずっと以前(正確な記録は取っていませんが、少なくとも10年以上前)から見られていた症状で、恐らく体質の問題であると考えて良さそうです。

数値的にも深刻な状況というほどではありませんので、今回も特に問題視はされませんでした。

 

これらの検査結果をふまえ、主担当医からは「悪性リンパ腫の検査としては、今後は造影CTを年に1回、血液検査を年に2回行なう程度で良いでしょう」と言われます。

この点に関しては、とりあえずのところホッとしました。

 

ただ、実は悪性リンパ腫に対する一連の検査の中で、膵臓に5〜10mmほどの嚢胞がある事が判明しており、この点も少し気になります。

 

今回の造影CTの撮影結果に対する放射線科診断専門医のレポートによれば「膵体部に小さな低吸収域が認められます。一度MRCP(MRI装置を使用した胆管や膵管等の撮影)による評価をしてください」との事。

 

この件について主担当医と話したところ「それほど緊急性が高いとは思えませんが、悪性リンパ腫の方も落ち着きましたので、念の為に検査をしておきましょうか」という事になり、2週間後の7月25日に予約を取りました。

 

実は妻は母親を膵臓がんで亡くしており「膵臓に嚢胞がある」という所見が以前からずっと気になっていたようです。

その為、今回きちんと膵臓を調べる事になったのは「もちろん不安もあるけど、やっぱり安心感の方が大きい」との事。

 

まぁ確かに、膵臓の嚢胞はがん化する事もありますので、少し注意して診ておいた方が良いですからね・・・・・何事も無ければ良いんですが。

1年ぶりに歯のクリーニングへ(気付けば禁煙後1年経過)

2018年7月2日(月)晴れ。

 

今日は仕事の合間に、職場の近くにある歯科医院へ歯のクリーニングで伺いました。

悪性リンパ腫の治療を始める直前(昨年の6月9日)にやって以来ですから、約1年ぶりとなります。

 

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通常であれば半年に一度、口腔状態の確認を兼ねてクリーニングを受けているのですが、昨年の12月はまだ悪性リンパ腫の治療中で、免疫や止血の問題がありましたので、中止していました。

今年の4月頃には既にクリーニングを受けても大丈夫な状態だったのですが、どうせなら6月と12月という、以前のサイクルに戻そうと思い、今日になったという訳です。

スケジュールの都合もあり、結果的に7月に入ってしまいましたが。

 

前回、クリーニングを受けた直後から禁煙をしているので、これまでに比べると歯の汚れは格段に少ない状態です。

いつもはタバコのヤニがびっしり付着した状態からクリーニングを始めて貰っていましたので、今日は恐らく歯科衛生士の方から驚かれるだろうと思っていました。

 

これまではずっと、割と馴染みの歯科衛生士さんがクリーニングを担当して下さっていたんですが、今回は何と院長が担当。

院長はほぼクリーニング後の状態しか見た事がありませんので、今日の状態を見ても特に驚かれたり何か言及されたりする事は全くありませんでした。

まぁ、別に良いんですけど、ちょっと拍子抜けしちゃいましたね。

 

さて、それはそうと、クリーニングを終え、診察をして貰った結果「右上の奥歯の支えが弱くなっているようです。ちょっと歯の動きが大きいですね」と言われます。

これまでは着色汚れ以外に何か言われる事は無かったので、少しショックでした。

 

院長によれば、右の奥歯の辺りは噛み合わせが「良過ぎる」らしく、無意識にそこばかり使って噛んでしまっているのではないかと思われるとの事です。

そうなると、そこに負荷が集中してしまい、歯を支えている部分にダメージが蓄積してしまうのだとか。

 

「場合によっては少し歯を削って、意図的に噛み合わせを若干悪くする事で圧力を周囲に分散するように調整した方が良いかも知れません」とまで言われました。

いや、虫歯でも無いのに歯を削るっていうのは、ちょっと勘弁して貰いたいところですね・・・。

 

院長に「左側をメインにして噛むようにした方が良いんでしょうか?」と聞いてみたところ「う〜ん、そう出来れば良いんですが、咀嚼というのはほぼ無意識に行なわれていますので、意識的に変えるのは無理じゃないでしょうか。歯を削る方向で考えた方が良いと思います」と言われます。

が、僕としては、この言葉を聞いて俄然闘志が湧いて来ました。

 

僕は「人間の行動は意識でコントロール出来る」というのが持論です。

例えばタバコにしても「やめる」と決めたら薬なんかに頼らずに思考だけで禁煙し、既に1年以上経過しているという実績もあります。

 

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「咀嚼の仕方を変える」というのは、これまでやった事の無い試みではありますが、少なくとも禁煙よりは簡単なんじゃないでしょうか。

 

そう言えば、禁煙すると「体調が良くなる」とか「ご飯が美味しくなる」とか言われますが、僕の場合、特にそういった事は感じませんね・・・悪性リンパ腫の治療で受けた身体へのダメージと相殺されているのかも知れません。

 

まぁ、仮に禁煙していなかったのだとしたら、今よりも更に体調が悪かったのかも知れませんし、そもそも、そういう事を目的として禁煙した訳ではありませんので、別に良いんですが。

 

少し話が逸れてしまいましたが、とりあえずは半年後のクリーニングと検診で、今回指摘された箇所の状態の改善が確認出来るようになる事を目指し、努力してみようと思います。

歯は大事ですからね、本当に。 

実務的な汗をかく事

2018年6月10日(日)雨。

最近、最高気温が30度近くになる暑い日が続いていましたが、今日の気温は20度ほどと久しぶりに低く、ちょっと肌寒いくらいですね。

 

さて、今日は久しぶりに趣味車の洗車に行く事にしました。

僕が趣味車を駐めている駐車場は割と大規模な所で、契約者が自由に使える洗車場も備えられていますので、たまに自分で洗車をしていました。

が、病気の治療を開始して以降、体力が急激に低下した事もあり、洗車はガソリンスタンドなんかでお願いをするようになってしまっていました。

 

そんな折、先日、娘に「どうして最近、お車さんを洗ってあげないの?可哀想だよ。お車さん、きっと寂しがってるよ」と言われてしまいまいました・・・。

娘は趣味車に乗るのも好きなんですが、洗車してピカピカにするのも大好きで、最近の僕の怠けっぷりには我慢がならなかったようです。

そんな娘からの叱責に対して猛烈に反省し、今日、洗車に行く事になった訳ですね。

 

実は趣味車は、サイズ等の問題で自宅マンションの駐車場には駐める事が出来ず、また購入した当時は条件に適合する近隣の駐車場に空きが無かった為、自宅から割と離れた所に駐車場を借りています。

駐車場に向かう途中に「サブウェイ」があるので、今日は昼飯にサンドイッチを食べてから洗車に行こうと思って久し振りに立ち寄ったんですが、何か色々、システムやレシピなどが変更されていて驚きました。

 

う〜ん・・・僕が詳しく書く謂れも無いとは思いますので詳述は避けますが、悪い方に変わっちゃいましたね・・・以前の方が断然良かったと思います。

 

まぁ、サブウェイは苦戦しているとは聞いていますし、色々と大変なんでしょうが、そういう時にこそサービスに磨きをかけないといけない事は、色々な企業の事例から分かる筈なんですけどねぇ・・・根拠の無い憶測でしかありませんが、経営の中枢にいる人材に恵まれていないのではないでしょうか。

 

何の事情も知らない人間が、あまり無責任に論じるべきでは無い事は分かっているんですが、サブウェイは割と好きだっただけに、残念です。

このままでは早晩、更なる経営悪化が待っていそうな気がしますね。

 

さて、駐車場に到着し、久し振りの洗車開始です。

趣味車は比較的大きく、かつ複雑な形状をしている事もあり、拭き上げるのには割と体力を使います。

また、今回は車体表面に貼ってある保護フィルムをコートするローションも塗り込んだ為、通常拭き上げ→保護ローション塗り込み→拭き上げという工程で、通常の3倍の労力がかかりました。

 

駐車場は地下にあり、換気もしっかりしていますので、夏場でもそんなに暑くはなく、また今日はそもそもそれほど外気温も高くはなかったのですが、それでもかなりの重労働に滝のような大汗が流れます。

 

娘も車に話しかけたりしながら、一生懸命お手伝いをしてくれました。

ありがとうね。

おかげで車はピカピカになり、娘も大満足の様子。

疲れはしましたが、久し振りに汗をいっぱいかいて、何だか気持ち良かったです。

 

その後、買い物などの用事をいくつか済ませて帰宅すると、もう夕方です。

今日は夕食前の晩酌として、久し振りにウイスキーを選択しました。

 

まずは最近のお気に入りである「ザ・グレンリベット ファウンダーズ・リザーブ」のハーフロックを頂きます。

ハーフロックには批判的な方もいらっしゃいますが、このウイスキーには非常に合っている飲み方だと思います。

 

その後は「ザ・プレミアムソーダ from YAMAZAKI」を使った「知多」のハイボール

どちらもウイスキーが「飲む香水」と言われる事を実感する、非常に香りが引き立つ飲み方で、また、蒸し暑くなって来るこの季節の夕刻に飲むのにピッタリの一杯です。

 

そして夕食後は「響」をロックで一杯。

これもしみじみ美味しい・・・いや、今日は本当にウイスキー三昧でしたね。

 

最近にしては珍しく、この日は比較的良く眠れました。

久し振りにウイスキーを飲んだ事も影響しているのかも知れませんが、恐らく、大汗をかきながら洗車をした事が大きかったのではないでしょうか。

 

病気をしてからと言うもの、体力が落ちてしまっていますので、そろそろ運動をして体力を戻したいと思っています。

 

当初、自宅でのトレーニングやジムでの運動を念頭に置いていたのですが、もしかしたら考えを改めた方が良いかも知れません。

と言うのも、今日の洗車でかいた汗は、筋トレとかジムでの運動でかく汗とは質が違うような気がしたからです。

勿論、前者の方が「良い汗のかき方」だと感じた事は言うまでもありません。

 

上手く言えないのですが、運動する事自体を目的とするのではなく、実務的な目的の為に体を動かした結果として汗をかく事が非常に重要なのではないかと思います。

もしそうなのだとしたら、ジムになど行かず、窓拭きとかベランダ掃除なんかをやったりした方が余程良いのかも知れませんね。

最近の体調についてと自分に対する嫌悪感

2018年6月6日(水)雨。

 

今日から東京は梅雨入りとの事。

雨が降っている事もありますが、久し振りに気温が低く、少し肌寒く感じます。

 

今日は放射線腫瘍科と口腔外科の診察です。

どちらも前回の診察は2月7日でしたので、約4ヶ月ぶりとなりますね。

 

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総合受付で受診票を受け取り、まずは口腔外科へ向かいます。

 

口腔外科に関しては、現在、特に大きな症状があって受診している訳ではありません。

が、担当医によれば、粘膜の白化があまり改善しない事が少し気掛かりだと言う事で経過観察をしています。

担当医に聞いた訳ではありませんが、白板症の疑いがあるのかも知れません。

 

今回の診察の結果としては、粘膜の白化に一応の退縮が認められるようです。

ただ、新たに白化した部分もあるようで、今後も経過観察を継続する事になりました。

次回は3ヶ月後の予定です。

 

放射線腫瘍科では、前回同様、触診と問診がありました。

触診では、放射線を照射した左頸部に浮腫がほぼ見られない事が担当医としては少し意外だったようです。

が、実は少し前まで左頸部には軽い腫れがあり、ここ一週間ほどで収まって来た事を伝えると、担当医は納得していた様子でした。

 

また、味覚障害があるかどうかを聞かれましたので、酸味を強く感じる傾向が以前より少し増して来た事を伝えます。

担当医によれば「あー、それはちょっと厄介ですね・・・多分、改善するとは思うんですが、少し時間がかかるかも知れません」との事。

 

この酸味を強く感じる傾向については、正直ちょっと困っています。

本当に、割と何を食べても酸っぱく感じてしまうんです。

 

そもそも「酸っぱい」というイメージがある食べ物や飲み物、例えば酢の物だとか柑橘系の飲み物なんかであれば、通常よりも強く酸っぱさを感じるというだけで、特に問題はありません。

が、問題は「酸っぱい」というイメージが無い物を口にした時です。

 

例えば普通のうどんや味噌汁、あるいは通常であれば「甘辛い」というイメージのある煮物や炒め物などが、ほぼ全て「酸っぱい」と感じてしまうのには参ってしまいます。

少し調子が悪いと、何も食べていなくても口の中が酸っぱく感じてしまう事すらあるんですよね・・・。

 

正直に言って、食欲が失せてしまうほどの状態で、さすがに何とかしなくてはいけないと思ってはいるんですが、今の所、有効な対策は立てられていません。

ダメ元で亜鉛サプリメントなんかも飲んでみたんですが、予想通り、全く効果はありませんでした。

 

ここでの詳述は避けますが、理屈としても経験則としても、サプリメントには本当に意味が無いと思いますね。

気分を害される方がいらっしゃったら大変申し訳ありませんが。

 

そのほか、目下の体調的な問題としては、相変わらず睡眠障害が続いています。 

夜、寝床に入り、少しうつらうつらとしたかと思うと目が覚めてしまうという事を繰り返しているうちに朝になってしまい、全く熟睡出来ません。

この問題も何とかしなければ生活に支障が出てしまうレベルで、色々と試行錯誤はしているんですが、なかなか解決の糸口すら見えない状況です。

 

今のところ、悪性リンパ腫のコントロールには成功しているようなので贅沢は言えないのですが、こんな状態が続けば、今度は精神面に問題が出て来てしまうのではないかと思います。

 

貨幣状湿疹や蕁麻疹に関しても、比較的落ち着いているとは言え、相変わらず治まってはいませんし、一体いつになったら色々な事が気にならない状態に戻るのか、今のところ全く先が見えない状況ですね・・・。

 

と、ここまで書いておいてなんですが、実は上記のように思ってしまう自分に対し、我ながら少し違和感を感じています。

と言うのも、悪性リンパ腫の治療中の方がよほど体調的には辛かったのにもかかわらず、今とは比較にならないほど前向きな精神状態だったからです。

 

悪性リンパ腫の治療中は、副作用が辛かろうが何だろうが「どうしたコラ!そんなもんか!!かかって来いや!!!ぜってー負けねーからな!!!」と闘志むき出しの精神状態で「ガンガン前進して行こう」という気概に溢れていました。

が、治療が終了した現在は、治療中に比べれば大した問題でもないような小さな身体の不調に対してグズグズと不満を言ったりするようになってしまった事に、我ながらウンザリしています。

 

治療中は、まず「死」が目前にあり、それに抗う闘いをしていました。

つまり、失う物が無かった訳です。

ところが、治療が奏功して「生」を手にしてしまった途端、今度は「いつ病気が再発して、これを失ってしまうかも知れない」といった怯えを感じてしまったり、生命を奪われる訳でも無い瑣末な身体の不調に対して不必要に「死の影」を感じてナーバスになってしまっているのだと思います。

 

僕なんかより、妻や娘をはじめとする周りの方々の方がよほど大変だった筈なのにもかかわらず、そういった事も油断するとつい忘れてしまいそうになっている自分に気付いた時には愕然としました。

我ながら、あきれるほど身勝手で浅薄な人間なのだなと思いますね・・・本当にガッカリです。

 

そういう想いを抱えながらも、現実から逃げずに前を向き、決して感謝の念を忘れる事なく、少しでも自らを高められるように生きて行くしかないのですが。

50歳の誕生日

2018年5月31日(木)曇り。

 

今日は僕の50歳の誕生日です。

とは言え、平日だという事もあり、特に何もする予定はありません。

そもそも、特に近年は自分の誕生日に何の関心もありませんしね。

ただ、今年に関して言えば、例年より少しだけ感慨深いかも知れません。

 

僕が悪性リンパ腫に罹患している事が確定したのは昨年の5月26日でしたので、それから約1年が経った事になります。

あの時は、1年後に自分がどうなっているのかなど考える事も出来ませんでしたが、何とか無事に生きている事には感謝しかありません。

 

僕の場合、原発部位が頚部であった為、比較的早く異常に気付く事が出来たのは不幸中の幸いでした。

異常に気付いた時の悪性リンパ腫のステージはII期だった訳ですが、その段階でも特に体調が悪かったり痛みがあったりした訳ではなかった事を考えると、仮に病変部が分かりにくい場所だったとすれば、もっと病状が進んだ段階で病気が発見された筈です。

 

もしそうなれば、今頃はより悪い状態であったり、最悪の場合、生きていなかった可能性も十分にある訳ですからね・・・。

 

ただ、こういう風に書いた事とは矛盾するようですが、僕は普段あまり過去の事について仮定の状況を考えたりする事はありません。

誤解を恐れずに言うならば、僕は「運命論者」です。

 

例えば過去の事について「あの時、もしこうしていたら・・・」といった話をする人がいますが、僕にはあまり意味がある話だとは思えません。

もちろん、そういった話をしたくなる気持ちが分からない訳ではないのですが、現実としては「そうしなかった」訳ですし、仮定の話をしたところで、実際に選択した行動によってもたらされている現在の状況が変わる訳ではありません。

 

そういった意味では、一見、選択肢は複数あるように見えるものの、実際には現実に選択した一つしか存在しなかった事になる訳です。

故に、その選択によってもたらされた現在の状況は、言うなれば「予め決まっていた」と言っても過言ではありません。

 

少なくとも、実際には選択しなかった行動によってもたらされたであろう、現実には存在していない状況について考えたところで無駄ですし、そもそも、本当にそうなっていたのかどうかすら分からないのです。

したがって僕としては、ありもしない仮定の話についてあれこれと考えるより、今、目の前にある現実をしっかりと見て、よく考え、悔いの無いように行動する事に注力する方がよほど重要だと考えている訳です。

 

もちろん、こういった考え方には若干エキセントリックな部分がある事は自分でも理解していますし、ともすると気分を害される方がいらっしゃるかも知れない事は十二分にに承知しています。

もし僕の拙い表現のせいで不愉快な思いをされる方がいらっしゃったら、大変申し訳ありません。

 

ただ僕としては、要するに「現状に不満があるのだとしても、それに文句を言うのではなく、逆に満足していたとしても、それにあぐらをかくのでもなく、目の前にある現実をしっかりと見据えた上で、未来に向けて何が最善なのかを常に前向きに考え続け、実際に行動する事が重要」だと考えているという事です。

 

まぁ、御託を並べてはいるものの、実際いつもそう出来ているかと言うと甚だ疑問ではあるんですけどね。

 

さて、話を元に戻しますと、誕生日と言えば、1年前のこの日は骨髄生検をやったんですよね・・・今、思い返しても、あれは最悪でした・・・。

骨髄穿刺と骨髄生検の間にあれほどの差があるとは知らず、完全に想定外でしたね。

 

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もし再び骨髄生検をやる事になったとしたら、出来れば局所麻酔ではなく、鎮静剤を使用した上で行なってもらいたいと思います。

 

確認した訳では無いんですが、子供の場合だと骨髄生検を行なう際は鎮静剤を使うらしいので、恐らく大人でも強く希望すれば使用してくれるんじゃないでしょうか。

たとえ「子供か!」などと言われようが、局所麻酔では二度とご免ですね。

 

先程、過去について仮定の話をする事には意味が無いと書きましたが、過去の話ほどでは無いにせよ、未来の話についても、さほど意味は無いと思っています。

もちろん、僕も何かを予測をする事や、備えをする事はあります。

ただ、実際に再び骨髄生検をする事になるかどうかや悪性リンパ腫の事も含め、今後、僕の身に何が起こるかなど知る由もありません。

 

ただ言える事は、悪性リンパ腫に罹患した事で、先程述べた「目の前にある現実をしっかりと見た上で、未来に向けて何が最善なのかを常に前向きに考え続け、実際に行動する事」の重要性をより痛感するようになったと思う今日この頃ではあります。

 

こういう事を書いていると、子供の頃「おっさんって、めんどくせえなぁ」と思っていた事を思い出します。

我ながら、見事に面倒臭い50歳のおっさんが出来上がってしまったなと思いますね、本当に。

 

それもまた、仮定の話では変える事の出来ない現実ですが。 

抗がん剤と放射線による脱毛について

2018年5月27日(日)晴れ。

 

今日は散髪をしました。

ここ最近、髪を切って頂いている理容師さんによれば、抗がん剤放射線の影響による脱毛に関しては「恐らく、ほぼ元通りになっている感じですね」との事です。 

 

このブログでは、これまで脱毛に関してはあまり詳しく書いて来ませんでしたが、そろそろ一連の経過についてまとめてみる事にしようと思います。

以下は抗がん剤治療が終了してから約7ヶ月、放射線治療が終了してからは約5ヶ月経過した段階での考察です。 

 

まずは抗がん剤治療による脱毛について。

 

僕の場合、抗がん剤治療を開始して1ヶ月半くらい経った頃から脱毛が始まりました。

治療を開始したのが昨年の6月15日で、8月の頭くらいから抜け始めています。

朝、起きた際に、枕の上に髪の毛が沢山落ちていたり、洗髪の際に手に絡み付くような感じで抜けるようになりました。

 

脱毛の進行の仕方としては、どこか特定の場所が集中して抜けたりした訳ではなく、頭髪全体が均等に薄くなって行った感じです。

眉毛やまつ毛なんかも少しだけ抜けたような気がしますね。

また頭髪の脱毛ペースとしては、毎日ほぼ一定の量が抜ける感じで、脱毛量の増減はあまりなかったように思います。

これらは以前の記事に書いた想定通りでした。

 

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抜けた髪の毛を観察してみると、上手く伝わるかどうかは分かりませんが、両刃の糸鋸みたいな感じでギザギザの段が付いている事が分かりました。

仮説ではありますが、抗がん剤を使用した時に毛が細くなり、その後、太さが若干戻る事で段が付いているのだと思われます。

で、その段の3つ目か4つ目辺りで切れるようにして抜けている毛が多かったですね。

抗がん剤治療は2週間に1度でしたので、3段目か4段目で抜けているというのは、治療開始後1ヶ月半位から脱毛し始めた事とも整合が取れています。

 

段の間隔を測ってみると2mm~3mm刻みの場合が多かったので、もし髪の毛に段が付くメカニズムに関する僕の仮説が正しいのだとすれば、1ヶ月で約4mm~6mmほど伸びているという事になります。

通常、髪の毛は1ヶ月で1cmほど伸びると言われていますので、伸びるスピードが半分程度に落ちたという事なんでしょうか。

事実、抗がん剤治療開始直後の6月24日に散髪し、その後は12月1日まで5ヶ月強の間、全く散髪しませんでしたが、髪はあまり伸びなかった印象です。

 

尚、脱毛が止まったのは、抗がん剤治療が終了して1ヶ月強が経過した頃でした。

僕の場合、治療が変則的で、ABVD療法2クール実施後、約1ヶ月のインターバルがあった後、ブレオマイシンを除外したAVD療法を2クール実施しています。

結果として、抗がん剤治療の期間は6月15日〜10月20日の約4ヶ月間で、脱毛が止まったように感じたのが11月27日という記録がメモとして残っていますね。

 

最終的な頭髪の脱毛具合としては、大体4割~5割ほど抜けた感じで、全部が抜けるような事はありませんでした。

髪の毛が全部抜けなかったのは、使用した抗がん剤の種類や治療回数といった要素が大きいのだとは思いますが、それに加えて、抗がん剤の影響を受けるのは成長期の毛髪のみであるというメカニズムが影響しているのではないかと思われます。

 

通常、8割~9割の頭髪が成長期だとされているのですが、抗がん剤治療を行なうと成長が一時的に止まるとも言われています。

仮に、成長期の頭髪のうち半分程度の成長が止まったのだとすれば、脱毛が4割〜5割程度だった事と整合が取れますね。

まぁ単純に、半分程度の頭髪が抗がん剤に耐え抜いたという事なのかも知れませんが。

 

ちなみに、10月11日から3月3日までの約5ヶ月間、僕はニット帽を被っていました。

ニット帽を被るようになったのは、決して脱毛だけが理由ではなく、頭皮が炎症を起こしてフケが出るようになった事が大きな要因ではありました。

が、概ね、抗がん剤治療を開始して4ヶ月ほどすると、気になる程度に脱毛したと考えて良いと思います。

 

また、抗がん剤治療が終了したのが10月20日で、ニット帽を脱いだのが翌年の3月3日だったと言う事は、抗がん剤治療終了後4ヶ月半ほどで気にならなくなる程度にまで頭髪は再生するという事になりますね。

まぁ、あくまでも僕のように頭髪のクセが強く、かつ短髪の場合ではありますが。

直毛だったり髪が長かったりすると、回復にはもう少し時間がかかるかも知れません。

 

次に、放射線治療による脱毛の仕方についてなのですが、これは抗がん剤の場合とは全く異なります。

まず、放射線の照射範囲内に生えている毛髪は、1日〜2日の間で一気に(ほぼ)全て抜けてしまいます。 

脱毛時期に関して言えば、僕の場合、放射線治療は1回2Gyの照射を15回、合計30Gyの照射だったんですが、13回、つまり26Gyを照射した後に脱毛しました。 

 

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毛髪の再生が始まるのは、治療が終わってから2ヶ月後くらいからです。

僕の場合、左側の襟足と髭が抜けたわけですが、治療終了後5ヶ月ほど経過した現在、そもそも短く刈り込んでいた襟足は違和感無く生え揃った感じです。

髭に関しても、ほぼ元通りの状態となりました。

 

放射線による脱毛は「大体、半年程度で元に戻ると思いますよ」と担当医から言われていましたが、実際その言葉通りの結果となったようです。

 

以上となります。

 

本当なら、こういう記事には写真を付けた方が分かりやすいのだと思います。

が、脱毛の経過についての写真は特に撮ってはおらず、掲載する事が出来ません。

 

実は僕は、仕事で写真を撮る事が頻繁にあるせいなのか、私生活に関する写真を(ほぼ)撮る事はありません。

私生活に関する写真は妻が沢山撮ってくれていますので、普段は彼女にお任せしているのですが、こと本件に関して言えば「写真を撮っておいた方がよかったかな」と少し後悔しています。

 

もし、抗がん剤治療や放射線治療による脱毛に関する情報を調べられている中で本ブログに辿り着かれた方がいらっしゃったとしたら、大変申し訳ありません。