無知の知菴 〜悪性リンパ腫罹患者の日常〜

結節硬化型古典的ホジキンリンパ種と診断され、経験した事、学んだ事、思う事。

確定診断までの経緯その⑮ S病院へ入院し生検(前編)

2017年5月10日(水)曇り。

最近の気候の中では、今日は、少し肌寒いですね。

 

今日から一泊二日でS病院に入院し、生検です。

入院なんて、本当に久し振りですね。

二十歳くらいの頃、一度だけ、交通事故にあって緊急入院した事がありますが、それ以来です。

もちろん生検は初めて。

 

とりあえず必要そうな物を妻が詰めてくれたショルダーバッグを持ち、S病院へ向かいます。

 

入院受付の窓口で受付を済ませ、しばし待機。

周りの人は、みんなスーツケースなんかを持って来てて、割と大荷物ですね。

 

僕の場合、家がすぐ近くなんで、妻には

 

「何か必要な物があったら、すぐに持って行くから、遠慮しないでねー」

 

と、言ってもらってます。

感謝。

 

ほどなく、案内の方に導かれ、病室へ。

設備やら食事やら規則やらに関し、一通りの説明を受け、看護師が来るまで待つように指示を受けます。

 

病室は、まぁ、想像通りと言えば想像通りなんですが

 

「これで、あの室料差額かぁ・・・」

 

というのが本音ですね。

 

バッグから荷物を取り出して整理したり、部屋の設備をいじったりしている所に、看護師さん登場。

まずは本日のスケジュールについて

 

「予定では、お昼頃から生検なんですが、今日は少し遅れているようです。

もしかしたら2時くらいになっちゃうかも知れません。

でも、念の為、午前中には、こちらの手術着に着替えておいて下さい」

 

との事。

それから、体温、血圧、酸素飽和度等を測り、その後、採尿に関する指示を受けます。

で、再び待機。

 

丁度その時、妻から電話が掛かって来ました。

娘を幼稚園に送った後、必要な用事も済んだので

 

「とりあえず行こうと思うんだけど、何か必要な物とか無い?」

 

とか聞かれたので、ホットコーヒーと枕を頼みました。

 

病室に入った後、ベッドに横になってみて、まず思ったのが「この枕では眠れない」という事。

とは言え、僕は枕が変わると眠れないとか、そういう体質ではありません。

以前、このブログで「左手の痺れ」という記事に書いた通り、寝る時の姿勢に制限がある状態が続いている為です。

 

bonyoh.hatenablog.com

 

さて、電話を切った後、煙草を吸いに出掛けます。

この記事を書いている今日の時点では、既に煙草は止めているですが、この時は、まだ普通に煙草を吸っていました。

 

このご時世ですし、ここは病院ですから、当然の事ながら、煙草を吸える場所なんてありません。

が、すぐ近くに、喫煙所がある事は知っています。

近所ですからね。

 

部屋に置いてある入院規則を読むと、当然、勝手に外出するなと書かれています。

でもまぁ、仕方ないですよね。

そろそろ我慢の限界です。

 

ポケットにライターと煙草を忍ばせつつ、何食わぬ顔で病院を抜け出し、近所の喫煙所へ。

喫煙所は大盛況ですね。

しかし、最近は本当に喫煙者は肩身が狭くなりました。

 

少し時間をかけ、ゆっくりと二本の煙草を吸ってから、病室へ戻ります。

 

僕が病室へ戻るのとほぼ同時に、妻も病院へ到着。

ホットコーヒーと枕に、読みかけの本を持って来てくれました。

これまでに分かっている事などを妻に話します。

 

「そっか。じゃ、幼稚園にお迎えに行って、お昼ご飯食べてから、また来るよ」

 

そう言って、妻は一旦、帰宅。

僕は手術着に着替え、持って来てもらった本を読みながら待つ事にします。

 

しばらくすると、再び、看護師さんがやって来ました。

 

「準備が出来たようなので、移動しましょう」

 

看護師さんと共に、オペ室へ向かいます。

 

「たかが生検」なのかも知れませんが、僕にしてみれば、皮膚の縫合を除けば、手術は初めての経験です。

平静を装ってはいますが、緊張している事は、自分でも良く分かります。

 

いよいよ、ですね。