無知の知菴 〜悪性リンパ腫罹患者の日常〜

結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫と診断され、経験した事、学んだ事、思う事。

本格的な鍼治療

2018年5月18日(金)晴れ。

今日もそうなんですが、最近は日中の最高気温が30度近くになる日が続いていて、5月としてはかなり暑いです。

 

さて今回は、前回の記事から1ヶ月以上後の話です。

その間、ブログに書き残しておきたい事はあまりありませんでした。

 

僕は気が付いた時に日記とは言えない程度のメモを取っていて、基本的にはそこから抜粋した内容の体裁を整えてブログを書いているのですが、この期間のメモは仕事の事、それも恐らく、他の方にとってはどうでも良い内容ばかりですね・・・。

まぁ、何事も無いのは良い事だって事にしときましょう。

 

この日の午後、半々休を取って、少し前にお世話になった治療院へ向かいました。

 

bonyoh.hatenablog.com

 

背中から首にかけての痛みは相変わらず続いています。

背中に関しては、妻に時折マッサージをしもらっているんですが、首に関しては「素人が手を出すのは怖い」との事で、とにかく専門家に治療してもらうように言われていますので、こちらの治療院に再び伺う事にしました。

前回伺ったのが3月24日なので、およそ2ヶ月ぶりの通院となりますね。

 

14時の予約でしたので、治療院の近所にある「うどん甚三」で昼飯を食べてから行く事に(何だか最近うどんばっかり食べてるような気が・・・)。

ここは、都内にある讃岐うどんの有名店「丸香」から独立したお店のようです。

 

初めて食べてみたんですが、しっかりとした讃岐うどんの技術がベースにありながらも「肉うどん」に特化している、ちょっと変わったうどん屋さんですね。

更に、色々な意味で一般的なイメージの「肉うどん」とも異なっているんですが、これはこれで、なかなか美味しいと思います。

ごちそうさまでした。

 

食後は治療院へ伺いますが、まずは問診で前回施術後の経過について聞かれます。

色々と話した結果、今回の治療は首のみに集中してもらう事に。

 

まずは硬くなった部分を揉みほぐして頂くんですが、前回同様、とにかく痛いです。

院長曰く「あまり強くは揉んでいないんですけどね」との事でしたが。

 

で、一通り揉み終えた後、鍼治療となります。

前回、左脛に鍼を打たれた時とは異なり、今回は電気は使用しません。

また、いわゆる「置き針」ではなく、鍼を刺した後に院長が手で刺激を加えては抜くという行為を繰り返す治療でした。

 

鍼を刺された瞬間はあまり何も感じないのですが、院長が手を加えると、今まで経験した事のない感覚が身体の中に走ります。

何と言うか、身体のかなり奥の方にある神経に「ズシーン」と重く響くような独特の感じがありますね。

 

治療を受けながら、鍼を打つと身体に何が起こるのかを院長に聞いてみると「瞬間的には鍼を打った部分の周辺の筋肉が緊張して打撲のような感じになった後、緊張がゆるんで痛みなどの症状が改善する」らしいです。

また、急激な緊張と緩和により「身体がだるくなったり眠くなったりする可能性がありますので、今日は激しい運動や長時間の運転等はなるべく避けるようにしてください」と言われました。

 

施術後は、首周りが軽くなったと感じます。

帰る際、次回の治療を予約して行こうと思ったのですが、院長が少し長期の旅行に出掛ける為、来週からしばらく休院されるとの事でしたので、6月中旬以降に改めて電話で予約を取る事にしました。

 

帰宅後、確かに身体がだるく感じます。

また、妻が「首が細くなってる!」「めっちゃ柔らかくなってる!」と驚きます。

鏡で見てみると、確かに首周りはすっきりしていますし、触っても柔らかいですね。

マッサージによるものか鍼によるものなのかは分かりませんが、とにかく、何らかの効果・効用はあったようです。

 

ただ、眠気はあるのに上手く眠る事が出来ません。

この感じ・・・何だか抗がん剤治療をした日の感じに似てる気がします。

つまり、それだけ治療に対して身体が反応してるって事なんでしょうね、きっと。