無知の知菴 〜悪性リンパ腫罹患者の日常〜

結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫と診断され、経験した事、学んだ事、思う事。

確定診断までの経緯その④ J病院の形成外科再診

2017年2月24日(金)晴れ。

2月3日のJ病院の初診から3週間が経過しました。

その際に予約をしていた形成外科へ再び向かいます。

 

その間、首の状態には多少の変化がありました。

まず、腫れは少し収まり、首が曲がっているように見える感じは無くなってきました。

 

|( ←鏡に映った状態で、こんな感じ。

 

一方、触った感じとしては、3箇所位に少し硬い部分を感じられるようになりました。

痛みや発熱等、その他の異変は相変わらずありません。

さて、この状況をどう判断されるでしょうか。

  

形成外科の受付を済ませてから15分ほどすると名前を呼ばれ、診察室に入りました。

担当医にこれまでの経過等について簡単に説明した後、今回も触診となります。

 

「あぁ、2箇所・・・いや、3箇所か。少し硬い部分が分かるようになりましたね」

 

「はい。こういう場合、疑われる原因としてはどんなものがあるんですか?」

 

「うーん、まだ分からない事の方が多いと言うのが正直な所です。ただ、初診から3週間経った現在も腫れが続いていますので、一過性の炎症では無いでしょうね」

 

そして「ではMRIを撮影して詳しく診てみましょう」という事になりました。

 

僕はこれまでMRI検査を受けた事はありませんので、それがいかなるものなのかは詳しくは分かりません。

ただ、少なくとも割と精密な検査である事は間違いないと思われますので、僕の中には「ようやく詳しく調べて貰えるようになって良かった」という思いと「やっぱり重い病気なのかも知れない」という不安が交錯していました。

 

「で、具体的な日付なんですが・・・えーっと、最短で3月17日ですね」

 

3月17日って・・・また今日から3週間後です。

 

「いや、あの、腫れが分かってから既に3週間も経ってる訳ですし、そこから更に3週間後ってのは・・・もうちょっと早くなりませんかね?」

 

たまらず口をついて出た僕の言葉に対し、医師は事も無げに「うーん、そう言われても、予約で埋まっちゃってますから無理ですね」と言います。

 

後になって分かった事ですが、MRIやCTといった大掛かりな装置を使う検査というのは、特段の緊急性が無ければ1ヶ月くらい先にならないと予約が取れない事などザラなんだそうです。

 

まぁ、非常に高価な機械のようですし、病院としては稼働率を高く維持しておく必要がある訳でしょうから、当然と言えば当然の事なんでしょう。

しかしながら僕としては、一時は首が曲がって見えたほどの腫れを3週間放置した後、更に3週間経ってから検査をし、そこから検査結果が出るまでに1週間ほどかかるのだとすれば、病変に対して2ヶ月近くも何の治療も行なわない訳ですから、正直に言って釈然とはしません。

 

そこで僕は「MRI検査の順番を待っている間に何か他の検査をしなくても良いんですか?」と聞いてはみました。

が、それに対する担当医の答えは「うーん、今の所、しなくて良いでしょうね」。

 

医師の対応に疑問を感じたのなら、その場ではっきりと自分の考えを伝えるべきだったのかも知れません。

この記事を書いている時点では後出しジャンケンみたいな状況になっている訳ですから、後からブログなんかでゴチャゴチャと非難めいた事を書くべきではない事も分かってはいます。

ただ、それを押しても、この時の医師の判断が妥当なものなのであるのかどうかについては今でも甚だ疑問です。

 

診察室の椅子に座ったまま、僕が無言で色々と考えを巡らせていると、医師は「状態を記録する為に、写真を撮影しますね」と言い、首の写真を何枚か撮影し始めました。

その様子に違和感を感じた僕は「あの、状態を比較する為に写真を撮るのなら、前回と同じ様に撮影しないんですか?」と聞いてみます。

 

実は前回の診察時に写真を撮られた際は、僕の後ろで看護師さんにグリーンバック(用と思われる布)を持ってもらって撮影をしていました。

恐らく画像の切り抜きをしやすいようにでしょう。

が、今回は特にグリーンバックを使わずに撮影をしたので疑問に思った訳です。

 

僕の質問に対する医師の答えは「あれ?前回、写真撮りましたっけ?・・・うーん、保存されてないなぁ・・・」。

 

この瞬間、僕の考えは決定的となりました。

 

「こりゃ別の病院に行った方が良いな」