禁煙の方法について自分なりに思う事
この記事の時間軸としては、前回の記事の続きとなります。
夕食の時間になった為、妻と娘は帰宅。
食後はネットで禁煙の事について調べまくりました。
ネット上の情報と言うのは、正直、信憑性に欠ける物が多いですし、特にタバコ絡みの情報には感情的な要素が影響していると思われる物が多々ありますので、慎重に選別して行きます。
その結果、僕としては、以下の見解を得るに至りました。
1:多少の個人差はあれ、物理特性上、禁煙後72時間程度経過すれば、身体的にはニコチンは不要になる。
2:しかしながら、禁煙後72時間経過後も「タバコを吸いたい」という感覚が残る事は事実であると推察される。
3:上記2の現象は、上記1から考えれば論理的整合性を欠くものであり、このような現象が発生する理由としては、言うなれば「気のせい」ではないかと推察される。
4:上記3の「気のせい」は、喫煙にまつわる記憶(食後の一服、コーヒーやアルコールと一緒にタバコを吸う習慣等)が主体であると推察される。
5:以上の事から「どの位の期間、禁煙出来れば成功(もう吸いたいと思わなくなる)と言えるか」という問いに対しては、個々人の記憶の捉え方に依存する問題であり「そのような基準値(ないしは閾値)は存在しない」と言える。
「で、結局、どうすれば禁煙出来るの?」という点だけで言えば
・とにかく72時間はタバコを我慢する。
・その後にタバコを吸いたくなっても「気のせいだから必要ない」と思って吸わない。
という事しかありませんね。
「根性論かい!」と言われそうなので、若干、補足を。
【72時間の禁煙を実現する方法ついて】
・可能な限り寝る。
経験上、睡眠中にニコチンの離脱症状で起きたりする事はありません。
つまり、ニコチンの離脱症状と言うのは大して重くない事の証拠なのですが、この特性を利用し、出来る限り寝ていれば、72時間の禁煙の成功率が高くなると思います。
・寝ていない時間は可能な限り風呂に入る。
とは言え、72時間ずっと寝ている訳にも行きません。
そこで、起きている時は、なるべく長風呂に入ると言うのも一つの方法だと思います。
経験上、何故か、お風呂に入っている時にタバコを吸いたくなった事はありません。
この特性を利用しない手は無いでしょう。
これもニコチンの離脱症状の軽さを証明していますね。
・寝ても風呂に入ってもいない時間は(出来れば有酸素)運動をする。
これも経験上なのですが、運動中、特に有酸素運動をしている時にタバコを吸いたくなった事はありません。
ただ、これは「運動は苦手」とか「運動は嫌い」とか言う人もいると思います。
その場合、代替手段として「深呼吸をする」事でも効果があると思います。
・禁煙開始は3連休(以上)の時にする
上記の方法を実行するのは、仕事や学校がある場合には難しいと思います。
よって、禁煙を始めるのは3連休以上の休みが取れる時がおすすめです。
【タバコが吸いたいのは「気のせい」だと考える事について】
繰り返しになりますが、上記の例からも分かる通り、ニコチンの離脱症状と言うのは大して重いものではありません。
これは言い換えれば
「よく考えてみたら、本当は大してタバコ(ニコチン)を必要としていないんだけど、何となく吸いたい“気がする”」
だけだと言う事です。
つまり「タバコを吸いたい」と思うのはイメージの影響が大きい訳ですから、それに対抗するには「いや別にタバコを吸う必要なんか無いよ」というイメージを持つしかありません。
そういう意味では「精神論」とか「根性論」である事は否定しませんが、既存のイメージに対抗する為には、マインドセットを変える必要がある訳ですから、それは当然の事であり、特に非合理だとか理不尽だとか言う事は無いと思います。
このような僕の考え方に対して
「いや、禁煙補助剤使えば良いじゃん。保険適用だし」
という意見もあると思います。
確かに禁煙補助剤は幾つか登場していますし「禁煙外来」なる診療科に行けば、それらを処方してもらえると思います。
が、はっきり言って、僕は禁煙補助剤の使用には非常に懐疑的な立場です。
もの凄くザックリ言うと
・禁煙補助剤を使って禁煙出来る人は、禁煙補助剤なんか使わなくても禁煙出来る
・禁煙補助剤の中にはデメリットがメリットを上回ってしまう物がある
と思っています。
これについては、また別の記事で書きたいと思います。