無知の知菴 〜悪性リンパ腫罹患者の日常〜

結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫と診断され、経験した事、学んだ事、思う事。

仕事始めのはずが・・・(近所の耳鼻科にちょっと感心)

2018年1月5日(金)曇り。

 

今日から仕事始めです。

が、実は、今日になっても風邪の状態は芳しくなく、と言うか、悪化しています。

昨夜は遂に鼻呼吸が全く出来ない状況になってしまいました。

 

喉の状態も非常に悪く、唾を飲み込むと激痛に近い痛みがありますね・・・。

うがいと、氷を舐める事で少しだけ痛みを和らげるのが精一杯です。

そんな状態であるにもかかわらず、不思議と熱が出ませんので、救急窓口へ行く訳にも行きません。

 

で、その状態のまま朝になってしまいましたので、会社を休んで近所の耳鼻科へと向かいます。

昨年の仕事納めの日も休んだのに、新年の仕事始めの日まで休むとは・・・情けない。

 

この耳鼻科は今日から診療を開始したようですが、待合ゾーンは患者さんで溢れかえってますね。

初診ですので、問診票にあれこれ記入して待ちます。

この混雑状況だと結構待たされるのは覚悟していたんですが、かなりテキパキとした対応で、比較的すぐに診察を受ける事になりました。

 

ここは、とにかく効率重視であるようで、あまり患者や病気に対して丹念に向き合う感じはしませんが、かと言って、いい加減な診療をしているという訳ではありません。

また、少なくとも患者数に比べて「待ち時間が短い」という一点においては非常に優れていると言わざるを得ません。

これも都心部におけるクリニックの戦略として有効な一つの形なのかも知れませんね。

 

さて、診察ですが、まずは看護師さんによる問診からです。

既往歴として、直近まで悪性リンパ腫の治療を行なっていた事を告げると、さすがに態度が変わりました。

その後、再び待合で待つように言われ、ほどなくして医師の診察です。

 

処置内容は説明されませんでしたが、最初に細い金属の管で鼻水を吸引した後、同じような金属の管から薬液を鼻腔内に噴霧されます。

その後は医師から悪性リンパ腫の治療経過を中心に問診を受け、鼻腔の状態を詳細に確認された後、数種類の薬を処方されました。

 

医師による診療が終わると、ネブライザで吸入をするよう、看護師さんに言われます。

この病院で使っているのはオムロンの超音波式の物ですね。

ネブライザに何の薬剤を使用しているのかは、説明を受けなかったので分かりません。

 

5分間の吸入を終えると、すぐに会計。

処方箋を受け取った後は、いつもの調剤薬局へ向かいます。

 

調剤薬局では、以下の薬を受け取りました。

 

・レボフロキサシン:抗生物質(「クラビット」のジェネリック)。抗がん剤による免疫力低下時にも何度か処方された薬です。

・カルボシステイン:これは喉の炎症による膿を排出しやすくする薬のようです。

ポンタールカプセル:痛みや炎症を抑える薬のようですが、あまり馴染みはなく、良く知りません。

・レパミド:ポンタールを飲む際に一緒に飲む薬。胃の粘膜を保護する為。

 

家に帰って妻に薬を見せると、妻も似たような症状で同じクリニックに何度か行っているのですが、抗生物質としてレボフロキサシンを処方された事は無いとの事。

これは、悪性リンパ腫の治療経緯を勘案しての事なんでしょうか。

 

それにしても、医師による薬液の噴霧以降、劇的に鼻づまりが解消しており、喉の痛みも低減しています。

耳鼻科、恐るべし。

 

風邪を引いた時に内科に行く人がいますが、風邪の際は断然、耳鼻科ですね。

この数日の苦しみは一体何だったのかと思うほどの劇的な改善ぶりです。

 

しかし、驚くべき事が一つ。

実は僕の風邪は娘にも伝染したのですが、何と娘は、たったの1日で回復。

幼稚園児の免疫力で軽くキック出来る風邪なのに、これほど重症化するとは。

当然の事ながら、妻には伝染すらしませんでした・・・。

 

正月休みは風邪による寝正月でしたが、明日から通常の土日休みですので、まぁ、ここで正月気分を味わいますか。

こういう状況だった事もあり、今年は幸か不幸か、三が日の初詣を避けましたので、お参りは人混みが完全に消えた来週末にでも行く事にしましょうかね。

年の始めの会社見学

2018年1月2日(火)晴れ。

今日は3年前から恒例の、我が家の会社見学です。

 

昨日から娘が「お正月はコロコロガチャンをしに行くんだよね?」と、楽しみにしている様子だったんですが、そのせいか、今日は物凄く早い時間に娘に起こされました。

尚「コロコロガチャン」とは、ビリヤードの事です。

 

僕の会社にはビリヤード台が置いてあり、2年前に初めて触れた時から、娘はビリヤードが好きなようです。

今年は「棒(キューの事)でやるんだー」と意気込んでいますが、さすがに今の身長では難しいかなぁ。

 

風邪の具合はあまり芳しくはないのですが、実は今日は仕事があり、どうせ会社には行かなくてはなりません。

今日は誰も出勤していない筈だと思っていたんですが、会社に着いてみると、何人かの社員が働いていて驚きました。

作業予定は聞いていなかったんですが・・・皆様、お疲れ様です。

 

娘は早速、コロコロガチャンに夢中になります。

最初はキューを使って何とかしようと試行錯誤をしていましたが、さすがに難しいようで、諦めて手で玉を投げ始めました。

たまに的玉が穴に入ると「あのね、こうやって緑の玉に白い玉を当てて・・・」などど娘に解説して頂け、大変勉強になります(笑)。

 

さて、僕はそろそろ仕事をする時間です。

今日は、あるお客さんが年明けから使用するアプリの最終テストを行なったのですが、途中で謎の不具合が発生してしまいました。

 

色々と試行錯誤をしてみましたが、なかなか不具合は解消されません。

とりあえず検証は一旦終了とし、後はプログラマー陣に問題の解消を託します。

再テストは本日の夜間に行なう事になりそうな為、お客様から貸与して頂いている検証用のノートPCを持ち帰り、自宅で作業をする事にしました(あまり褒められた事じゃないんですが、お正月ですし、許して下さい・・・)。

 

体調の事もあり、帰宅後は少し寝かせてもらいます。

その間に、妻と娘はお買い物へ。

 

妻は最近、体重の増加に危機感を抱いており、ジムに通おうか、運動器具を買おうか、しばらく悩んでいた様子でしたが、結局、諸事情(主に幼稚園の事情)により、走る事にしたようです。

で、今日のお買い物で、ジョギング用のウェアを購入したとの事。

 

唐突ですが(こういう言い方には問題があるのかも知れませんが)娘は女の子なのに、あまり買い物が好きではありません。

妻としては、本当はシューズも買う予定だったらしいのですが、娘が「もう帰りたい」と言うので、諦めて帰路につこうとしたところ、途中で「ジェラート食べたい」と言い出し、お気に入りのジェラート屋さんに寄ってから帰って来たのだと。

 

うーん、うちの娘は本当に「花より団子」を地で行く子ですね。

ちなみに、今日の夕食は久しぶりに鶏の唐揚げだったんですが、娘は大きな唐揚げを4つも平らげました。

 

いや、本当に沢山食べるようになりましたねぇ・・・喜ばしい事なんですが、こんな娘も、そのうち「ダイエットしなくちゃ」とか騒ぎ出すんでしょうか。

 

さて、夜の10時過ぎ、今回のアプリ開発のチーフプログラマーから連絡が入り、テスト再開です。

一通りの手当を施したとの事でしたが、それでも不具合は全く解消せず・・・。

が、そこから更に試行錯誤を行なっていったところ、夜中の1時過ぎに、ようやく原因を特定する事が出来ました。

そして2時も過ぎた頃、遂に不具合は解消。

 

・・・皆様、本当にお疲れ様でした。

正月からバタバタして大変でしたが、とりあえずは良かったです。

 

50歳近くになってまで、こんな生活をしている事が病気を発症した一因かも知れないというのに、一体、何をやってんだか・・・すぐには難しいかも知れませんが、僕だけの問題じゃなく、仕事のあり方について良く考えて、改善して行かないといけませんね、本当に。

あご出汁のお雑煮

2018年1月1日(月)晴れ。

 

2018年、最初の一日がやって来ました。

さて、今年は一体、どんな年になるんでしょうか。

 

風邪の調子は相変わらずで、寝込むほどではありませんが、元気という訳でもない状態ですね。

昨夜、寝るのが遅かった為、今日は家族全員、遅目に起きました。

 

さて、とりあえず、お雑煮を作りましょう。

 

我が家は例年、おせち料理は作りません。

買って来たりする事もありません。

何故かと言うと、僕も妻も、おせち料理が好きではないからです。

 

勿論、おせち料理の「意義」は理解しているつもりですし、娘に対する教育的観点に立てば食べるべきなのかも知れませんが、やはり好きではないものを作ったり食べたりする気にはなりません。

加えて「恐らく娘も、おせち料理が好きじゃないんじゃないか?」と思っていたりするんですが、これは完全な決め付けです。

 

とは言え、実は結婚する前は「数の子」だけは作っていました。

数の子の調理法には実家の秘伝のレシピがあり、そのレシピで調理した数の子は、おせち料理の中では、僕が子供の頃から唯一、例外的に好きだった一品です。

 

しかしながら近年は、妻が魚卵をあまり好まない事もあり、作らなくなってしまいましたね・・・ただ「数の子」は、近年中に復活させる事を目論んでいます。

復活した暁には、レシピを公開させて頂きますので、乞うご期待(そんなマイナーなレシピなんか誰も期待してないか)。

 

で、おせち料理ではないんですが、お正月に必ず作る料理が「お雑煮」です。

僕は福岡出身なので、子供の頃から「あご出汁」のお雑煮に親しんで来たんですが、妻にはこれが衝撃的だったらしく、お雑煮だけは必ず僕が毎年(時には年に数回)作っています。

 

それにしても「あご出汁」は、ここ数年で突然メジャーになりましたね・・・一体、何が原因なんでしょうか。

有名店のラーメンに使われたからか「博多うどん」が知られるようになって来たからか・・・はっきりとした理由は分かりませんが、降って湧いたようなブームのせいで、出汁用の「焼きあご」の産地は大変なようです。

 

「あご出汁」の素晴らしさが広く知られるようになって来たのは喜ばしい事なのかも知れませんが、この手のムーブメントに良く見られる「行き過ぎ」という状態にだけは、なって欲しくありませんね・・・。

 

さて、福岡のお雑煮の代表的な具材としては、焼いた丸もち、ぶり(もしくは鶏肉)、かつお菜、大根、人参、戻した干し椎茸といったところでしょうか。

ちょっと珍しいところでは、スルメを入れるレシピもあるようですね。

 

かつお菜」というのは福岡特産の青菜で「鰹のような味がする」とか「鰹節が不要なほどの旨味がある」事から、その名がついたらしいのですが、個人的には、そんな味がするとは思いません。

非常にマイナーな野菜で、東京では入手が難しいので、小松菜で代用するのが実際的なところだと思います。

 

【あご出汁つゆの作り方】 

1.鍋に以下の材料を合わせ、一晩置く。

・水:2ℓ

・酒:大さじ3

・昆布:5cm角4枚程度

・焼きあご:1袋(大型の物が8~9尾)

2.鍋を火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。

3.沸騰しないように火加減を調整しながら焼きあごを10分ほど煮出して取り出す。

4.火を強めて沸騰したら、かつお節(薄削り・40g)を入れる。

5.すぐに火を止め、5分程度置き、キッチンペーパーで漉す。

6.5を沸騰しないように火にかけながら、白だし、塩、醤油、みりん等を加えて完成。

 

淡麗なつゆですので、使う調味料の銘柄によってもかなり味が変わってしまいます。

したがって、調味料の分量は「お好み」としか言えません。

僕の場合、いつも使っている白だしがメインで、他を少々という感じが好きですね。

 

【お雑煮の作り方】

1.干し椎茸を冷水に漬け、冷蔵庫で一晩戻す(あご出汁と一緒に仕込んでおく)。

2.ぶりの切り身に塩と酒を振り、10分程度置いた後、キッチンペーパーで水気を取る。

※鶏肉を使う場合は一口大に切るだけで特に下処理は不要です。

3.小松菜を塩茹でした後、水気を切り、3〜4cmの長さに切る。

4.あご出汁つゆを適量、別の鍋に取り、アクを取りながら以下の材料を中火で煮る。

・1で戻した干し椎茸

・2のぶり(もしくは鶏肉)

・大根(3mm程度の輪切り)

・人参(2mm程度の輪切り・梅の花などの飾り切りをすると尚良い)

5.もちを焼く

6.上記の具を器に盛り、あご出汁つゆ(具材を煮ていない方)を注いで完成。

 

具材を煮た方の煮汁はコクがあり、かなり美味しいので、別の具材を煮たり、うどんや雑炊のベースとして再利用するのもオススメです。

 

妻はこのお雑煮が大好きで、これだけは決して自分で作ろうとしません。

妻曰く「分量や作り方を真似ても絶対に出せない味」なんだそうですが、それは単に慣れの問題でしょうね。

 

ただまぁ、前述した調味料の件も含め、色々な要素の微妙なさじ加減で味が変わる料理である事も事実ではあると思います。

もし作られる方がいらっしゃったら「ご自身の味」を見つけてみて下さい。

 

妻も娘も、あっという間に最初の一杯を完食した後、予備の汁や具が無くなるまでおかわりをしてくれました。

いや、ここまで見事に平らげて頂くと、作った甲斐がありますね。

病み上がりの夜空に

12月31日(日)晴れ。

言わずと知れた大晦日です。

 

朝、起きると、今日は少し喉が痛いですね・・・。

風邪の状態が悪化しているのかも知れません。

妻と娘には申し訳ないんですが、もう少し寝かせてもらう事にしました。

 

昼過ぎになると、何とか起き上がる事が出来るようになっています。

妻と娘によれば、今日は雪が降っていたそうで、少し外で雪遊びをしたのだとか。

雪か・・・ちょっと見たかったですね。

 

前回の記事に買いた通り、今年の年越し蕎麦には鴨南蛮蕎麦を作る事を予定していましたので「鴨肉と蕎麦を買いに行かなきゃな」と思い、準備を始めました。

が、妻と娘に「体調が悪いんだから外出はやめておこう」と言われ、結局、今日の夕食は、昨日買ったラムチョップになりました。

 

我が家のラムチョップの定番調理法は以下の通りです。

 

1.ラムチョップは調理の30分〜1時間程度前に冷蔵庫から出して常温に戻す。

2.ラムチョップの両面に塩・コショウを適量振る。

3.醤油・酒・味醂を1:1:0.3位に混ぜたソース(とも言えない代物)を作る。

4.フライパンに油を引き、最初は強火にし、煙が立った頃合でラムチョップを焼く。

5.ラムチョップの両面にこんがりと焼き色が付いたら適量の酒を振り入れる。

6.火を弱火にし、フライパンにフタをしてから40〜50秒ほど蒸し焼きにする。

7.火を止め、ラムチョップに2のソースを絡める。

8.再びフタをして2〜3分ほど休ませたら完成。

 

僕はラムチョップが大好きで、色々な調理法を試してみたんですが、これが一番美味しいと思います。

勿論、料理の好みは人によって様々なんですけどね。

 

夕食後、皆で寝ようとしたんですが、娘がなかなか寝てくれません。 

お昼寝をしたのが少し遅かったからでしょうか・・・気が付けば23時を過ぎています。

 

寝室でゴロゴロしているうちに、夕食が早めだった事もあって、妻が「お腹が減ってきた」と言い出します。

年越し蕎麦を食べていませんでしたので「じゃ、カップそばでも買って来ようか」と言う事になりました。

 

僕が一人で買いに行こうと思ったんですが、娘が「一緒に行く」と言って聞かないので、期せずして、一家で深夜のお散歩へ。

深夜に出歩く事自体、かなり久しぶりなんですが、それに加えて娘も一緒なのは何だかちょっと新鮮ですね。

 

家の隣のセブンイレブンに行くと、何とカップ蕎麦は売り切れです。

近所にコンビニは何軒かあるのですが、ちょっと外れの方にあるサンクスに行ってみたところ、妻がカップそばの中では大好きな「どん兵衛 鴨そば」と、普通の「どん兵衛 天ぷらそば」の大盛りが売っていましたので、一つずつ購入しました。

 

レジのお兄さんにおまけのお菓子を頂いて、娘はとても嬉しそう。

例年、年越し蕎麦は、お蕎麦屋さんで生そばを買って来て作っていたんですが、たまにはこんなのも良いでしょう。

 

で、娘は、蕎麦を食べながら寝てしまいました(笑)。

僕にも経験があります。

小さな子供の頃って、大晦日の夜更かしが楽しくて、頑張って起きてるんですけど、食べながら寝ちゃうんですよね。

 

娘をベッドに運んだ妻も、そのまま一緒に寝てしまいました。

お疲れ様です。

 

二人が寝た後、ベランダに出て月を眺めながら、今年の事を振り返りました。

 

妻と娘には、今年は(も)大変お世話になりました。

来年は、たっぷり恩返ししなくちゃね。

せっかく治療を終えたのに

2017年12月30日(土)晴れ。

 

今日は会社の大掃除と忘年会の日だったんですが、朝起きると何だか身体が非常に重く、嫌な感じです。

 

「まぁ、少し時間が経てば身体も動くようになるだろう」と思い、とりあえず、いつも通りシャワーを浴びて、身支度を整える所までやったんですが、なかなか身体の重さが取れません・・・うーん、どうも体調が変ですね。

 

一応、熱を測ってみましたが、熱はありません。

が、昨日くらいから少し出ていた鼻水が、かなり出るようにはなっています。

少し悩んだんですが、無理をするような時期でもありませんので、会社に断りを入れて今年の忘年会は不参加という事にして貰いました。

 

うちの会社は年末年始を除いて休みが無く、24時間営業です。

当然の事ながら、シフト制の勤務体系である為、毎年12月30日に開催される年に一度の忘年会以外、全員が揃って飲んだりする事はありません。

そういう貴重な機会に参加出来ないのは非常に申し訳無く思いますし、色々な意味で、僕自身、本当に残念です。

 

実は、一部の人達を除いて、僕の病気の事は会社の皆には伝えていませんでした。

別に伝えても良かったんですが、色々な事を考慮したり「一部の人達」と相談した結果として、そうなっています。

 

で、僕としては「もし12月30日の段階で無事に治療が終了していたら、忘年会の席上で皆に話そう」と思っていた訳です。

忘年会の席上であれば「多少は軽い感じで話せたりするんじゃないかな」と思っていたんですが・・・残念ながら、それは叶わず。

 

その事も含め、会社の皆やお客様、また家族は当然の事として、それ以外にも色々な方々に対して申し訳無い気持が一杯の一年でしたね・・・勿論、感謝の気持ちの方が大きかったのは言うまでもありませんが。

 

体調の話に戻りますと、現在の症状としては、それほど重篤な感じではありません。

今日は土曜日なので、病院に行くとすれば救急窓口に行く事になってしまうんですが、今のところ、そこまでの状況ではなさそうです。

ので、とりあえずは市販の風邪薬を飲み、しばらく寝て、様子を見る事にしました。

 

3時間ほど寝てから再び起きてみたところ、多少は薬が効いたのか、それとも休んでいたのが良かったのか、何とか鼻水は治まって来たようです。

無理をしなければ出歩けそうな感じですので、近所まで家族で買い出しに出掛ける事にしました。

 

ここ数日、娘が「(クリスマスに食べられなかった)ラムチョップが食べたい」と言っていましたので、今日の夕食に食べる事にします。

また、ついでに家族全員が大好物のチーズとクラッカー(?なのかどうか良く分かりませんが、パリパリとした食感の薄焼きもの)を買いました。

 

このクラッカー(みたいな物)は、調べてみたところ「クリスプブレッド」と言うらしく、我が家でいつも買っているのはオーストラリアの商品のようです。

チーズを乗せて食べると非常に美味しく、いつもセットで買っています。

 

尚、今日買ったチーズは、以前の記事で「酸っぱい」と感じたのと同じ物です。

が、食べてみたところ、今回は酸っぱく感じませんでした。

 

bonyoh.hatenablog.com

 

念の為、前回と味が違うかどうかを妻に確認してみましたが、やはり「いつもと同じ味」なのだそうです。

と言う事は、味覚障害は改善して来ているという事なんでしょうね、きっと。

 

チーズに加え、先日買って来たさつま揚げの盛り合わせなんかを皆でつまんでいると、何だかお腹がいっぱいになって来ました。

結局、ラムチョップは明日へと持ち越しに。

 

あれ?でも明日は大晦日で、年越し蕎麦として(娘が大好物の)鴨南蛮蕎麦を作る予定だったんですが・・・一体どうなるんでしょうか?

何だかグダグダな年末年始になりそうな予感満載ですね(笑)。

 

あ、ちなみに、上記の「さつま揚げ」なんですが、これは銀座(と言うか有楽町と言うか日比谷と言うか)にある「かごしま遊楽館」と言う鹿児島県のアンテナショップに売っている物で、非常に美味ですので、おすすめです。

もし買いに行ける方がいらっしゃれば、是非。

 

ところで、先日の診療で放射線腫瘍科の担当医が言っていた通り、放射線を当てた部分の皮膚の痒みは無くなって来ました。

ここ最近、痒みで夜中に目が醒めてしまう事が続いていたんですが、このまま症状が治まってくれれば良いですね。

「5年相対生存率」ねぇ・・・

2017年12月27日(水)晴れ。

今日は、血液内科と放射線腫瘍科の予約が入っています。

 

総合受付で受付標を受け取り、まずは採血・採尿室へ。

採血終了後、血液内科へ向かいます。

 

何だか、今日は患者さんが少ないですね。

「気のせいかな?」とも思っていたんですが、珍しく(恐らく初めて?)1時間未満で名前を呼ばれて診察室へ。

年の瀬だからでしょうか・・・こんな事もあるのかと、ちょっと驚きました。

 

診察室では、まずは血液検査の結果について、主担当医から説明を受けます。

結果は非常に良好で、11月4日に撮影したPET-CTの結果および、その後の放射線腫瘍科での治療経過を踏まえ「治療は終了とします」との事。

何だか少し釈然としない部分もあるんですが、とりあえず「良かった」と言って良いんでしょうね、きっと。

 

他に何か気になる事は無いかと聞かれましたので、放射線を当てた部分の皮膚が痒い事を伝えます。

この症状に対しては、とりあえずはヒルドイドのローションを処方してもらい、様子を見る事に。

 

また、丁度1年前に骨折した部分(左あばら)が最近痛む事を伝えました。

痛みは割と強く出る事もあり、ちょっと気になります。

念の為にPET-CTの画像を再度確認して貰いましたが、その部分に特に異常は見られませんので、次回のCT撮影時に入念に診てもらう事になりました。

 

尚、次回のCT撮影は2月2日に決定。

今度はPET-CTを撮影するのではないかと思っていたんですが、主担当医によれば「PET-CTは明確な症状等が無い限り、あまり多用すべきではありませんし、通常の造影CTでも十分にフォローできます。もちろんPET-CTも何回かに1回は撮影すると思いますが」との事でした。

まぁ、そういうものなんですかね。

 

主担当医にお礼を述べて診察室を後にし、放射線腫瘍科へ向かいます。

 

放射線腫瘍科では、まずは口内の状態を確認して貰います。

ここ数日で荒れは改善して問題無いレベルにまで落ち着いて来ました。

 

また、例によって入念にリンパ節を触診して貰いましたが、こちらも問題無いとの事。

ただ、リンパ節周辺に関しては「3ヶ月~半年後位にむくみや、場合によっては多少の痛みが出るでしょう」と言われます。

そんなに時間差で症状が出るんですね・・・ちょっと意外でした。

 

尚、放射線を当てた部分の皮膚が痒い事に関しては、恐らく今日ぐらいがピークだろうとの事です。

血液内科の方でヒルドイドを処方して貰った事を伝えると、こちらではステロイド剤(デルモゾール)を処方して頂きました。

 

これで、当面の治療・診療予定は全て終了です。

治療の区切りと年の区切りがちょうど重なりましたね。

 

今年の初めに首に違和感を感じてから約1年、本当に色々ありましたね・・・皆様、大変お世話になりました。

 

言うまでもない事ですが、今後、悪性リンパ腫が再発するのかどうかは分かりません。

再発以外にも、抗がん剤治療や放射線治療を受けた身としては、晩期毒性(二次がんや心血管障害など)の問題もあり、決して油断出来ない状況は続きます。

 

一説によれば、僕の病気(及び病期)の5年相対生存率は84.6%だそうです。

これは10年以上前の統計かつ、たったの46症例から導き出されたもので、正直に言って信憑性に欠ける数字ですが、少なくとも僕としては、小さな娘を残して5年程度で死ぬ訳には行きません。

 

ここから先は、医療技術の発展と病気とのチキンレースになります。

願わくば、がんとの付き合いは、これっきりにしてもらえるとありがたいですね、ほんとに。

地味なクリスマス(そして最近の子供の「異様な」体格について)

2017年12月24日(日)晴れ。

今日はストレッチ専門店のお試し3回セットの最終回です。

 

この日は1回目と2回目に担当して下さっていたトレーナーさんの予定が埋まっているとの事で、最初に無料体験を受けた時のトレーナーさんが担当してくれました。

うーん、何と言うか、今日のトレーナーさんの方が肌に合いますね。

 

基本的には同じようなメニューなんですが、あくまで同じ「ような」事であって、微妙に差があります。

ストレッチの場合、ちょっとした違いで効果が大きく変わる事も珍しくありませんので、そういう所に相性を分けるポイントがあるのかもしれません。

 

で、色々考えた結論としては、専門店によるストレッチは今回で終わりにして、年が明けたら徐々に運動を開始しようと思います。

これまでお世話になりました。

 

さて、今日はクリスマスイブなんですが、実は娘が前日から体調を崩しており、食事を戻したりしています。

鼻水が少し出ていて喉が痛いようなので、風邪か、もしくは胃腸炎かも知れません。

 

そういう状態ですので、今日の夕食は娘が楽しみにしていたアイスケーキもラムチョップも中止し、みんなでおじやを食べる事に。

まぁ、しっかりと出汁の利いたおじやも美味しいので、これはこれでありなんですが。

 

また、クリスマスプレゼントなんですが、娘に「サンタさんに何をお願いするの?」と何度聞いても「別に何もいらないよ」としか答えません。

何だか、それはそれで寂しいですね・・・。

 

何もあげないのもなんですので、悩んだ結果、色々と「知りたがり」な娘であれば興味を示してくれるかと思い、図鑑をプレゼントする事にしました。

小学館から出ている「プレNEO」というシリーズの「ふしぎの図鑑」です。

 

後日談になるんですが、この図鑑は非常に気に入ったようで、その後、ほぼ毎日読んでいるようなので、良かったです。

このシリーズの図鑑は現在10種類出ていますので、いくつか揃えてみても良いのかも知れませんね。

 

食後、娘は「明日までに病気を治さないといけないんだ」と言って早目に就寝。

なんでも明日のお昼に、お友達とイタリア料理店でピザパーティーをする約束をしているのだとか。

いつもはあまり早く寝たがらないんですが、今日は楽しみにしていた物が食べられなかった事もあり、明日にかける意気込みが凄いのだと思います。

 

本当に食いしん坊ですね。

いや、良い事なんですが。

 

近所の子供たちは本当に食が細いらしく、当然の事ながら体格も華奢な子が多いです。

「栄養失調」ってほどじゃないのかも知れませんが、何だか違和感を感じますね。

僕の子供の頃は、子供って、こんな体格じゃなかったと思うんですが・・・。

 

ただ、そんな子たちも、うちに遊びに来た時にご飯を出すと、日頃からは「ちょっと考えられない」ほど食べる事が多いのだそうです。

あまり詮索はしたくありませんが、もしかすると、家庭での食事に何か問題があるのかも知れません。

 

子供は、たくさん遊んで、たくさん食べて、たくさん寝て、大きくなるのが仕事です。

おかげさまで、うちの娘は「しっかり、がっちり」してますので安心ですが(笑)